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〔マーケットアイ〕外為:ドル/円節目上抜けでも買い方に気迷い、ショートカバーに一巡感も
2016年10月5日 / 01:42 / 1年前

〔マーケットアイ〕外為:ドル/円節目上抜けでも買い方に気迷い、ショートカバーに一巡感も

[東京 5日 ロイター] -

<10:36> ドル/円節目上抜けでも買い方に気迷い、ショートカバーに一巡感も

ドル/円は102.76円付近。株価が寄り付きから上げ幅を削ってマイナスに沈んだ局面で一時102.67円に下押しされたが、仲値公示を挟んでやや持ち直した。

ドル/円は前日、一時102.96円まで上値を伸ばし、年初から頭を抑えられてきた75日移動平均線をしっかり上抜け、一目均衡表の雲の上限に接近した。

市場では「テクニカル的には上値追いで追随するところだが、ショートカバーが一巡しつつある様子も感じられる。ここから買うのにはおっかなさもある」(国内金融機関)という気迷いの声が聞かれる。103円付近では、国内実需筋の戻り待ちの売りの強まりが意識されそうだとの警戒感もあるという。

米商品先物取引委員会(CFTC)がまとめたIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(27日までの1週間)で円の買い越しは6万8892枚で5カ月ぶりの高水準だった。ドル/円は9月27日から前日まで6連騰となっており、「投機筋主導のショートカバーで上昇に勢いがついた」(同)とみられている。

<9:32> IMFによる米成長率予想の下方修正、織り込み済みで反応薄

ドル/円は102.73円付近での小動きとなっている。

国際通貨基金(IMF)は4日、世界経済見通しを公表し、2016年の米成長率予想を7月予想の2.2%から1.6%に下方修正したが、相場の反応は限定的だった。ラガルド専務理事が9月28日に米成長率見通しを下方修正する考えを示しており、「ある程度、織り込み済みだったこともあって、他の材料に埋もれた」(国内金融機関)という。

IMFは下方修正の理由について、設備投資の低迷や在庫圧縮の動きにより上半期の成長が弱まったためとした。ただ、ドル高やエネルギー価格下落による影響は来年までに和らぐと見込んでいる。

2016年の世界経済成長率予想は3.1%、17年は3.4%にそれぞれ据え置いた。今年の米経済下振れを日本やドイツ、ロシアやインドなどの景気改善が補うだろうとした。

<9:20> ドル102円後半で小動き、株価の横ばいをながめ

ドル/円は102.75円付近。日経平均株価が横ばい圏で推移しており、ドル/円も小動きとなっている。

米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁が、次の利上げの時期よりその後の利上げペースに関心を持っていると語ったことが伝わったが、相場の反応は限定的だった。ニュージーランド・オークランドで行う米経済に関する講演の準備原稿の中で述べた。

<8:54> ドル102円後半で底堅い、損保会社のM&A報道も支えに

ドル/円は102.85円付近で底堅い動きとなっている。損害保険会社による米社買収の報道が出ており、市場ではドル/円の支えになりそうだとの声が聞かれる。

SOMPOホールディングス 傘下の損害保険ジャパン日本興亜は、米国で事業を展開する企業保険大手エンデュランス・スペシャルティ・ホールディングス の買収を今週中にも発表する可能性があると、複数の関係筋が明らかにしている。買収額は65億ドル前後になるという。

ドル/円は先週末などに、材料がない中で急変動する局面があったことから、M&Aに関連した動きとの観測が聞かれた。このため「すでに大方のドル調達は進んでいるのではないか」(国内金融機関)との見方も出ている。

一方、日本経済新聞はアサヒグループホールディングスが英ビール大手SABミラーの東欧5カ国のビール事業に買収提案する方針と報じており「欧州通貨への思惑になりやすい」(同)との指摘もある。

<8:27> ユーロにショートカバー、ECBのテーパリング観測を報道官は否定

ユーロ/ドルは1.1205ドル付近、ユーロ/円は115.25円付近で、それぞれ小動きとなっている。

前日海外時間にユーロはショートカバーが強まって、ユーロ/ドルは1.1150ドル付近から一時1.1239ドルに、ユーロ/円は114.50円付近から一時115.38円にそれぞれ上昇した。独連邦債利回りも上昇した。

ブルームバーグがユーロ圏の中銀関係筋の話として、欧州中央銀行(ECB)が量的緩和(QE)措置を終了させる前に債券買い入れプログラムを緩やかに縮小させていく可能性があると報道したことが背景にある。

市場では「サプライズと受け止められたようだが、ドラギ総裁らの発言を踏まえるとまだ距離があるように見える」(国内金融機関)と、議論の盛り上がりに懐疑的な見方も出ていた。

欧州中央銀行(ECB)の報道官は4日、ECB理事会は債券買い入れプログラムの毎月の買い入れ額の減額について討議していないと述べた。

<7:50> ドル102.30─103.50円の見通し、米経済指標で地合い見極め

ドル/円は102.80円付近、ユーロ/ドルは1.1206ドル付近、ユーロ/円は115.19円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が102.30─103.50円、ユーロ/ドルが1.1150─1.1250ドル、ユーロ/円が114.70─115.90円とみられている。

きょうはADP全米雇用報告など複数の米経済指標の発表を控えており、足元のドル/円の上昇基調の持続力を見極めたいとの声が出ている。「米指標が強ければ、素直にドル買いの反応が期待される」(国内金融機関)という。

アジア時間は株価にらみの展開が続くとみられている。商業決済の集中する五・十日にあたり、少なくとも仲値公示にかけては国内勢のドル買いが支えになるとの思惑も出ている。

前日海外時間にドルは総じて堅調だった。リッチモンド地区連銀のラッカー総裁が、インフレを制御するには金利が著しく上昇する必要があるかもしれないと述べ、利上げの強い根拠が存在するとの認識を示し、米国の年内利上げ観測が強まった。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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