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再送-日銀総裁講演こうみる:強気スタンス維持、ETF減額観測をけん制=ニッセイ基礎研 井出氏
2017年3月24日 / 05:30 / 6ヶ月前

再送-日銀総裁講演こうみる:強気スタンス維持、ETF減額観測をけん制=ニッセイ基礎研 井出氏

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[東京 24日 ロイター] -

<ニッセイ基礎研究所 チーフ株式ストラテジスト 井出真吾氏>

長短金利操作付き量的・質的金融緩和は現時点で考え得る最善の枠組みだ、などとする発言からは、従来通りの黒田総裁の強気なスタンスがうかがえる。一方で、経済・物価については、下振れリスクの方が大きいともコメントしている。この点では自信のなさも見え隠れする。

物価目標に関しては、任期中に2%に達するかは分からない、とも話している。本音では難しいと考えているのだろう。だが、現実を見据えているという言い方も可能。市場とのコミュニケーションという意味では、前進したと見ることもできる。

また為替と金利差の関係を巡っては、相関がある時とない時があるとの認識を示している。金融政策を通じ、結果的に円安になることがあっても、これは円安誘導ではないといった米国に対してのメッセージを発信しているように見受けられる。

株式市場では一部で、日銀によるETF(上場投資信託)の買い入れ減額の可能性を指摘する声も出ていた。黒田総裁としては、トランプ相場で株価が堅調に推移しても、買い入れ額を減らすつもりはないのだろう。一連のETFの買い入れに関する発言からは、市場の減額観測をけん制する狙いがあるととらえることもできる。

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