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為替こうみる:ドル全面高の流れは継続、新興国の金融政策に注目=FPG証券 深谷氏
2013年7月8日 / 01:47 / 4年前

為替こうみる:ドル全面高の流れは継続、新興国の金融政策に注目=FPG証券 深谷氏

[東京 8日 ロイター] - <FPG証券 代表取締役 深谷幸司氏>

   米国では、住宅価格や株価など資産価格の上昇が目立つ中、鍵となっていた労働市場が力強さを示したことは、FRBが量的緩和縮小に向かう大きなドライバーとなるだろう。年末と予想されていた緩和縮小開始の時期は、9月に前倒しされるとの見方が現実味を帯びてくる。    一方、欧州ではECBのドラギ総裁が、先週の会見でいわゆる「時間軸政策」に足を踏み入れたばかりであり、日銀は、インフレ率2%の目標に向けて手綱を緩めることはなさそうだが、追加金融緩和のカードは論理的ではなくなりつつある。

こうした中で、ドル全面高の流れが継続することが見込まれ、ドル高/円安が進む可能性が大きい。他方、日欧でファンダメンタルズ面で大差がみられないため、ユーロ/円は横ばいのイメージ。現在の円キャリートレードが、ユーロキャリートレードに拡大するのかどうか、今後はそのあたりを注視してみる必要があるだろう。

また今週は、ロシア、タイ、ブラジル、韓国、マレーシア、インドネシア、メキシコ等、新興国の金融政策決定会合が相次ぐ。このところ新興国通貨は対ドルで軒並み大幅下落している。景気重視という面では金融緩和バイアスとなるが、それが通貨安を加速する可能性がある。通貨安は輸出促進効果がある一方で、インフレ圧力として懸念され始めている。そのあたりのバランスをどうとるか、難しいかじ取りを求められるだろう。

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