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アジア通貨動向(8日)=下落、予想上回る米雇用統計受け インドルピーは過去最安値更新
2013年7月8日 / 06:23 / 4年前

アジア通貨動向(8日)=下落、予想上回る米雇用統計受け インドルピーは過去最安値更新

[シンガポール 8日 ロイター] - 8日のアジア通貨市場では、インドルピーが過去最安値を更新し、市場全体の下げを主導した。予想を上回る米雇用統計により、米緩和策縮小の見方が強まったほか、アジア市場からの資本流出懸念が高まった。

中国政府が過剰な生産能力を抱える業界の再編に向け、信用供与削減姿勢を示したことも市場のセンチメントを悪化させた。

インドルピー は、インド国債利回り上昇の影響も受けた。

タイバーツ はヘッジファンドの売りから下落。韓国ウォン は外国人投資家による株売りを背景に下げた。

マレーシアリンギ は下落。レバレッジド・ファンドが薄商いの中、売りを出した。フィリピンペソ は輸入業者による売りで下げた。

各国の中銀が自国通貨安是正のために介入に乗り出すとの見方が広まり、アジア新興国通貨の下値は限定的となった。ただ、市場関係者によると、米緩和策縮小への懸念を背景に各通貨は弱含みで推移する見通し。

バーツは1.1%安の1ドル=31.48バーツ。株安に伴い、昨年8月31日以来の安値をつけた。

アナリストによると、テクニカル的にバーツは1ドル=31.58バーツ、31.93バーツまで下落する見通し。

ウォンには輸出業者による決済用の買いも入り、下値は限定的となった。アナリストらによると、ドル高を考慮すればウォンは6月安値の1ドル=1163.5ウォンに向かっているとみられる。

ペソは一段安となる可能性があるものの、トレーダーらによると、堅調な米雇用統計は織り込み済みで、下値は限定的となる可能性がある。ペソを1ドル=43.90ペソ前後で安定させるため、中銀が介入に乗り出す可能性もあるという。

リンギは、中銀による介入への懸念から当初の下げ幅を幾分戻した。マレーシア系銀行のクアラルンプール駐在トレーダーは、取引が活発ではないため、中銀による介入の必要性はまだないとの見方を示した。

0515GMT(日本時間午後2時15分)現在のアジア新興国通貨の対米ドル相場は以下の通り。

円          101.08

シンガポールドル   1.2854

台湾ドル       30.136

韓国ウォン     1152.00

タイバーツ      31.42

フィリピンペソ    43.73

インドネシアルピア 9950.00

インドルピー     61.00

マレーシアリンギ   3.2115

人民元        6.1382

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