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UPDATE 2-ECB総裁、低金利の長期間継続を再表明 フォワードガイダンスの効果は見守る必要
2013年7月8日 / 15:25 / 4年前

UPDATE 2-ECB総裁、低金利の長期間継続を再表明 フォワードガイダンスの効果は見守る必要

(内容を追加しました)

[ブリュッセル 8日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は8日、欧州議会の経済金融問題委員会で行った証言で、現時点で利上げは正当化されないとの認識を示し、ECBの主要金利は長期間にわたり過去最低水準にとどまるとの見通しをあらためて示した。

ただECBが前週にこれまでの慣例を破って表明した将来の政策指針(フォワードガイダンス)について、市場の沈静化に十分な効果があるかはまだわからないとの見方を示した。

米連邦準備理事会(FRB)が前月、経済の改善が続けば緩和規模の縮小が適切になるとの方針を示して以来、金融市場は大きく動揺。こうしたなかECBは4日の理事会で、政策金利が今後長期間にわたり過去最低水準にとどまるとの見通しを示し、金融政策に予断は持たないとしてきたこれまでの慣例を破る形でフォワードガイダンスを表明した。

ドラギ総裁はこの日の証言で、ECBが示した指針は十分かと質問に対し、「これまでの市場の反応に加え、現在、および今後の反応も見極める必要がある」と述べるにとどめ、市場の沈静化に不十分だった場合、ECBが追加措置を打ち出すかについては明確にしなかった。

ただ、ECBが前週に示した指針について、ECBの対話能力を高めるものとの認識を示したうえで、「ECBの主要金利が長期間にわたり、現行水準もしくはそれを下回る水準になると予想する」とのECB理事会の見解をあらためて繰り返した。

この日の証言では、前週のECB理事会に関連する質問が相次いだ。そのなかでドラギ総裁はECBの政策金利について、「予見可能な将来」は、金利は現行水準かそれを下回る水準で推移するとの立場をあらためて示し、「緩和的な金融政策スタンスからの脱却はまだ先の話だ」と述べた。

中銀の緩和政策をめぐっては、国際決済銀行(BIS)が6月、長期化するほど出口が困難になるとの見解を示している。

ドラギ総裁はBISの指摘に関する質問に対し「過度に低い金利の長期化に伴うリスクをめぐるBISの指摘に異議を唱えることは難しい」としながら、「物価安定および世界の大部分での経済情勢を踏まえる限り、より高い金利は現時点では正当化されない」と答えた。

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