Reuters logo
〔ロイター週次JGB調査〕ブルベア指数3週間ぶりプラス、好需給が相場サポート
2013年9月2日 / 00:11 / 4年前

〔ロイター週次JGB調査〕ブルベア指数3週間ぶりプラス、好需給が相場サポート

[東京 2日 ロイター] - ロイターが実施した週次JGB調査(第111回)で、市場の強弱感を示すブルベア指数 はプラス15(前週はマイナス29)と3週間ぶりのプラスとなった。好需給が意識されている。ただ、もっとも多かったのは長期金利の横ばい予想で、5月以来の水準まで金利低下が進むなか、上値を追うというより、押し目買いの動きが相場をサポートするとみているようだ。

調査は8月30日午後3時から9月2日午前8時半までに実施。調査対象は85人で21人から回答を得た(有効回答率は24.7%)。このうち、証券を除いた投資家(銀行、信託銀・年金、系統金融機関、生損保、投信・投資顧問、公的機関)は10人だった。

ブルベア指数は今週末の長期金利が「低下する」と予想した割合から「上昇する」と予想した割合を引いた値(DI)。低下予想は28.6%と前週の20.8%から大きな変化はなかったものの、上昇予想が前週の50.0%から14.3%に急減、これがブルベア指数を押し上げた。

ただ、もっとも多かったのは横ばい予想で57.1%(前週29.2%)と全体の過半に達した。長期金利の予測中央値も前週と同じ0.720%だった。

長期金利は5月以来の水準まで低下しており、ここから上値を追う動きは限られるとみているようだ。

予想する上で重視した要因(複数回答可)は「需給」が66.7%(14人)でトップとなり、以下、「欧米金利」が61.9%(13人)、「株価」が42.9%(9人)と続いた。

需給がトップとなるのは3週間ぶり。それぞれ金利低下要因とみられているのか、上昇要因とみられているのか。

「需給」の内訳をみると、金利上昇要因1人、横ばい要因9人、低下要因4人、「欧米金利」は金利上昇要因2人、横ばい要因8人、低下要因3人、「株価」は金利上昇要因ゼロ、横ばい要因4人、低下要因5人だった。

もっとも大きく金利低下方向に傾いているのは株価で、以下、需給、欧米金利と続いた。回答者からは「需給もしっかりであまり売られるイメージがない」(証券)との声が出ていた。

  東海東京証券チーフ債券ストラテジスト、佐野一彦氏は「tapering開始の思惑やシリア情勢など不透明要因が存在。週末には雇用統計の発表があり、とりわけ米長期金利の方向性は掴み難い」としながらも、円債は「基本的に好需給が維持される」として「10年国債利回りの0.70%割れには少し苦労するとみられるものの、今週は一旦でも0.60%台に突っ込む」との見方を示した。

*ご回答いただいた方には、詳しい調査結果をお配りしています。参加ご希望の方は、以下のEメールアドレスにご連絡ください。

yoshiyasu.shida@thomsonreuters.com

(ロイターニュース 志田義寧)

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below