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〔マーケットアイ〕外為:ドル111円前半で底堅い、S&P「増税延期に一定の合理性」
2016年5月31日 / 07:11 / 1年前

〔マーケットアイ〕外為:ドル111円前半で底堅い、S&P「増税延期に一定の合理性」

[東京 31日 ロイター] -

<16:01> ドル111円前半で底堅い、S&P「増税延期に一定の合理性」

ドル/円は111.21円付近で底堅く推移している。

米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は31日、来年4月に予定していた日本の消費増税の延期について、経済の不透明感を踏まえれば「一定の」合理性があるとの見方を示した。これまでのところ、相場の反応は限定的となっている。

ソブリン格付け担当シニアディレクター(アジア太平洋担当)、キム・エン・タン氏がロイターとのインタビューで述べた。予定通り増税しても、財政目標達成に必要な歳入を確保できない可能性があるとしている。

<13:29> ドル111円前半でしっかり、米利上げ期待と株高で下げにくい

ドル/円は、日経平均株価が高値もみ合いとなるなか、111.20円付近でしっかり推移している。市場では足元のドル/円について「米利上げ期待と株高のダブルエンジンで、下げにくい」(外為どっとコム総研の調査部長、神田卓也氏)との声が出ている。110円後半から押し目買いが観測されており、底堅さが意識されている。「少なくとも米雇用統計までは、短期的には目線は上方向ではないか」(神田氏)とみられている。

<12:04> 正午のドルは111円前半、根強い米早期利上げ期待も

正午のドル/円は、前日ロンドン午後3時時点とほぼ変わらずの111.07/09円。

ドルは早朝の高値111.16円から一時110.79円まで下押ししたが、安値では値ごろ感からの新規ドル買いや、実需の買いフローも散見され、正午までに111円台を回復した。

市場では根強い米早期利上げ期待があり、ドル/円の下押し余地は110円半ば程度までだという。

また、安倍政権による消費税増税再延期は、目下、財政バランスの一段の悪化懸念より、景気回復に向けた前向きな取り組みと捉えられており、ドル/円のリスクセンチメントにはポジティブで、ドル買い/円安方向のインプリケーションがあるという。

米利上げ期待との関連では、今夜発表される米個人所得・個人支出や、米シカゴ地区購買部協会景気指数、米消費者信頼感指数などの指標が注目されている。

<11:07> ドル111円前半、若干のリスクオンの流れ

ドルは111.06円付近。

月末のこの日は、仲値公示以降に実需のドル売りが出るとの見方があったが、110.79円から切り返し111円台に乗せている。

為替市場は「豪ドル高、英ポンド高でドル/円も買われ、リスクオンに傾いている」と野村証券、チーフ為替ストラテジスト・池田雄之輔氏は言う。

ドル高/円安の背景として「安倍政権が消費税増税の再延期し、強力に経済をサポートする姿勢が見えていること」があり、現状では、財政刺激策による景気回復期待が、財政の一段悪化懸念を上回っている、と同氏はみている。

為替市場では、6月15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが決定されるとの思惑が広がりつつあるが、同時に発表されるメンバーの景気予測や、FOMC後のイエレン議長の会見で「9月に利上げがなさそうだとの見方が広がれば、ドル/円の上昇が頭打ちになる可能性が高い」(池田氏)とみられている。

また、政府が115円の節目を超える円安を目指すのであれば、翌日の日銀決定会合で追加的な量的緩和を打ち出す必要があるかもしれない、と同氏は指摘した。

<09:36> ドル110円後半で軟調、前日の反動安

ドルは110.85円付近で、一時110.79円まで下落した。

仲値公示までは輸入勢のドル買いフローが期待されていたが、株安も手伝い、前日の上昇分の半分程度を返上した。

韓国軍当局者は、北朝鮮がミサイル発射に失敗したもようと伝えた。

為替市場に目立った動きは見られないが、同報道を挟んで、ドル/円は6―7銭反発している。

経済産業省が31日発表した4月鉱工業生産指数速報は前月比0.3%上昇となった。2カ月連続の上昇。ロイターの事前調査では前月比1.5%低下と予想されていた。 生産予測指数は5月が前月比2.2%上昇、6月が同0.3%の上昇となった。経済産業省は生産の基調判断を「一進一退で推移」として据え置いた。

  SMBC日興証券のチーフマーケットエコノミスト、丸山義正氏は、4月は熊本地震の影響で自動車やハイテクの生産が落ち込み、5月に回復するとみられていたが、予想よりも挽回の動きが早かったとしたが、今後、生産増加の勢いが高まるとはみていないという。

<08:37> ドル111円割れ、実需の月末駆け込みフローを注視

ドルは早朝の高値111.16円から、一時110.91円付近まで下落。足元は110.97円付近での取引となっている。

この日は月末で仲値にかけては輸入勢のフローが意識されているが、111円台では輸出勢のフローが出やすいとみられている。

前日の取引で、ドルは111.44円と4月28日以来1カ月ぶり高値をつけた。

前日は、消費増税再延期関連のニュースのヘッドラインが目につく中、ドル買いサイドには、政府系金融機関の存在もあったとみられている。

市場では、前日の対円でのドルの上げ幅が「過剰だった」との指摘も出ていた。

一方、前日のユーロ/ドルの取引では、ショートカバーが優勢となり、1.1097ドルから1.1145ドルまで上昇。目下1.1145ドルと前日の高値圏での取引となっている。

<08:05> ドル110.40―111.70円の見通し、増税延期は相当織り込み済み 

ドル/円は110.97円付近、ユーロ/ドルは1.1142ドル付近、ユーロ/円は123.65円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が110.40―111.70円、ユーロ/ドルが1.1090─1.1190ドル、ユーロ/円が122.90―124.20円とみられている。

前日の東京市場終盤/欧州序盤には、ドルが対円で1カ月ぶり高値となる111.44円を付けた。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の前週末の発言で早期利上げ観測が高まっているほか、安倍首相が消費税増税を2年半延期する意向を固めたと伝わったことがドル/円の追い風となった。

ニューヨーク市場はメモリアルデーのため休場。

月末のきょうは、仲値公示までは輸入企業の駆け込み的ドル買いが入る可能性があるとみられている。ただ、仲値公示後は「水準感から輸出企業のドル売りが流入しやすい」(外為アナリスト)という。

時事通信によると、安倍首相は30日、都内で麻生副総理兼財務相と会談し、2017年4月予定の消費税増税を19年10月まで2年半延期する方針について重ねて理解を求め、麻生氏もこれを容認したという。首相は、増税延期について国会会期末のきょうにも正式表明する方針。

為替市場では、「増税延期は既に相当織り込まれている。ドル/円の反応は株価の反応次第となりそうだ」(前出の外為アナリスト)という。

また、前日のドル/円の上昇は「過剰反応という感じもある」(同)との評価も聞かれ、きょうは短期的に構築されたドル・ロングの解消売りが入りやすいとみられている。

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