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上海外為市場=対ドルで人民元下落、輸出悪化で元安誘導懸念に拍車
2016年10月13日 / 05:56 / 1年前

上海外為市場=対ドルで人民元下落、輸出悪化で元安誘導懸念に拍車

* 関連グラフィック:link.reuters.com/sed74t

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[上海 13日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで下落。ドル高に圧迫されたほか、悪い輸出統計を受けて、中国が今後数カ月間元安誘導するかもしれないとの懸念に拍車を掛けた。

ドル指数の上昇を受け、中国人民銀行(中央銀行)はこの日の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.7296元(前日は6.7258元)と、7営業日連続で引き下げ、6年ぶりの低水準に設定した。

スポット相場は6.7265元で寄り付いた後、正午時点では6.7259元と、前日終盤比0.0059元安、基準値比0.05%高で取引された。

上海の中国系銀行トレーダーは「基準値比で元高となるのは2日連続で、人民銀がおそらく元の下落ペースの鈍化を管理しようとしていることが示された」と指摘。

スポットが基準値に近づくと、大手国有銀の一部が元を押し上げるため、ある程度の流動性を供給したと説明した。

香港ではオフショア元の借入金利が引き続き小幅上昇し、スポットとの格差は再び縮小した。

トレーダーによると、借入金利の上昇は元売りコストを押し上げ、その結果、投資家の一部は元相場を押し上げるため、ドル売りを迫られるという。

9月の中国輸出は予想を上回る減少幅を示したほか、輸入は予想に反して縮小し、最近の内需回復の強さに対する懐疑が高まった。キャピタル・エコノミクスは「中国の輸出低迷が長引き、人民銀が今後数四半期は、貿易加重平均の元相場を段階的に押し上げる、最近の政策を維持するだろうというわれわれの見方は強まった」と指摘した。

トレーダーは、貿易統計の悪さが直物相場に及ぼした影響は限定的だとしつつも、長期的には元に対する圧力が強まるとした。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチのクラウディオ・パイロン氏は「中国当局は近い将来、唯一の政策緩和手段として、一段の元安を容認するだろう。人民銀が資本流出の圧力拡大に屈する中では、自然な選択でもある」と分析した。

オフショア元 は6.7371元と、スポット比0.16%の元安。

オフショアの1年物ノンデリバラブル・フォワード は6.893元と、基準値比2.37%の元安。

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