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上海外為市場=人民元が対ドルで堅調、市場は元安圧力の長期化を警戒
2016年10月14日 / 05:36 / 1年前

上海外為市場=人民元が対ドルで堅調、市場は元安圧力の長期化を警戒

[上海 14日 ロイター] - 14日の上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで堅調。中国人民銀行(中央銀行)はこの日の対ドル基準値(中間値) を1ドル=6.7157元と、1週間超ぶりに元高・ドル安に設定した。ただ、市場関係者は、ドル高や輸出額減少から生じる元安圧力の長期化に警戒を促している。

週間では0.76%安。今年1月以来の下げ幅を記録する見通しだ。

直物相場 は6.7223元で寄り付いた後、正午時点では6.7247元と、前日終値比0.0009元高、基準値比0.13%の元高で取引された。

アナリストらによると、急激なドル高が元安の主な要因だが、13日に発表された中国輸出統計の弱さや、大規模な資本流出の兆しが再び出ていることも元を圧迫した。

アナリストの間では、20カ国・地域(G20)の開催を控え、杭州周辺の工場が閉鎖されたことを輸出減少の要因に挙げる意見のほか、世界的に需要のファンダメンタルズが弱まっていることが反映され、中国など輸出国が市場シェア防衛のため、一段の通貨安容認を迫られる可能性があるとの見方も出ている。

キャピタル・エコノミクスのジュリアン・エバンズプリチャード氏は13日のリポートで、「大半はまだ9月の統計を公表していないが、韓国や台湾など発表済みの国・地域の輸出統計も弱まった」と指摘した。

アナリストらは、元の他の圧迫要因として、資本流出の拡大に注意を促している。

モルガン・スタンレーのロビン・シン氏はリポートで「9月の外貨準備の減少幅は188億ドルと、予想を上回った」と指摘。「減少の一部は貿易黒字の縮小に帰因し得るが、人民銀の市場介入強化も反映されたと信じている」と説明した。

オフショア元は6.735と、直物比0.15%の元安で取引された。オフショアの1年物ノンデリバラブル・フォワード は6.9065元と、基準値比2.76%の元安で取引された。

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