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〔マーケットアイ〕外為:クリントン氏の私用メール再捜査、海外時間の蒸し返しへの警戒も
2016年10月31日 / 06:06 / 1年前

〔マーケットアイ〕外為:クリントン氏の私用メール再捜査、海外時間の蒸し返しへの警戒も

[東京 31日 ロイター] -

<15:01> クリントン氏の私用メール再捜査、海外時間の蒸し返しへの警戒も

ドル/円は104.74円付近で上値は重い。正午過ぎに一時104.92円に持ち直した後は、じりじりと下げている。

米大統領選の民主党候補クリントン氏の私用メール再捜査の報を受けても、東京市場では「選挙の大勢には影響なさそうだ」(国内金融機関)との声が聞かれ、きょうの早朝に下押ししたドル104.20円からは持ち直す動きとなった。

もっとも、報じられたのが先週末ニューヨーク時間の終盤だったため「きょうの欧州時間以降にも、出遅れた向きの織り込みが改めて進みかねない」(別の国内金融機関)と、蒸し返しを警戒する声も聞かれる。

30日に発表された米ABCテレビ/ワシントン・ポスト紙の世論調査によると、米大統領選の共和党候補トランプ氏の支持率が巻き返し、民主党候補クリントン氏との差を1ポイントに縮めた。

<14:17> ドル/円底堅い、クリントン氏のメール再捜査でも大勢に影響なしか

ドル/円は104.80円付近。米大統領選の民主党候補クリントン氏の私用メール再捜査を受けてリスク回避の強まりが警戒されたが、東京市場でドル/円は底堅い動きとなっている。市場では「大統領選の大勢には影響がないとの見方が優勢のようだ」(邦銀)との指摘が聞かれた。

「きょうはさすがに利益確定売りが強まるかと思ったが、下値攻めがワークしていない」(国内金融機関)という。国内輸入企業のドル買いが支えになった仲値通過後も、株価の下げが強まった局面でもドル/円は崩れなかったことから「下がった局面は買っておこうというムード。下で売ったら負ける感じになってきている」(別の国内金融機関)という。

<12:04> 正午のドルは104円後半、上値の重さと下値の堅さが共存

正午のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル高/円安の104.85/87円だった。仲値付近にかけて輸入企業のドル買い/円売りが流入し105円近辺まで持ち上がると、その後も底堅く推移した。

朝方はクリントン米大統領候補のメール問題が再燃し、ドル/円は上値の重さが意識された。市場では「予想を上回った米国のGDPより、クリントン氏に対する捜査再開の方に相場が反応していた。大統領選の不透明感から目先はドルを買いづらい」(国内金融機関)との声が出ていた。

早朝のドルは104.20円まで下落したが、仲値公示に向けて104.94円まで上昇した。輸入企業のドル買いが優勢だったとみられる。その後、買いが一巡する中で小幅に緩んだが、正午にかけて104.80円台を中心にしっかり推移した。

市場の一部では「トランプ氏がここから逆転するのは難しい」(国内証券)との見方も出ており、ドルの上値は重いとみられる一方で下値の堅さも共存している。104円前半では押し目買いが予想されるほか、テクニカル的に、日足一目均衡表の転換線(104.35円レベル)がサポートとして意識されるという。

<10:40> ドル104円後半、仲値付近は輸入勢のドル買い優勢

ドルは104.75円付近。

きょうは月末ということもあり、実需のフローの流入が予想されたが、仲値付近まで輸入企業のドル買い/円売りが優勢だったという。一時104.94円まで強含み、買いが一巡した仲値通過後はやや緩んでいる。

クリントン米大統領候補のメール問題がどの程度投票に影響するか不透明ではあるものの、「このまま具体的な話がないならクリントン氏優位という大勢に変わりはない」(邦銀)として、下押しも限定的との見方もある。

 

<9:31> ドル104円後半に上昇、クリントン氏のメール問題に関心

ドルは104.82円付近。前日比85円安で寄り付いた日経平均株価が下げ幅を小幅に縮小させる中、ドル/円はじり高で推移している。

市場の目先の関心は米大統領選に集まっており、クリントン候補のメール問題に関してネガティブな報道が続けば、ドル相場の上値を抑える要因になりそうだ。ただ、足元のドル/円の動きの根底には日米金融政策の方向性の違いがあるため、「円高になっても値幅は限られそうだ」(IG証券のシニアFXストラテジスト、石川順一氏)という。

一方、リスク回避要因としては原油先物相場の動向があげられる。減産合意で原油価格は回復してきたが、産油国間の足並みの乱れが露呈すると、ニューヨーク原油先物相場は1バレル=50ドルを再び割り込んだ。「供給過剰懸念はまったく払拭されていない。原油価格の不安定化は株安・円高要因になりかねないので注意が必要だ」(同)という。

<8:40> ドル104円半ば、IMM通貨先物の円買い越しは増加

ドルは104.63円付近。

米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(10月25日までの1週間)によると、円の買い越しは4万4595枚と、前週の3万6991枚から膨らんだ。市場では「米国の年内利上げ観測でドル/円ショートの巻き戻しが続いていたが、レべル的にもいいところまで上がってきたので円買いが入ったのではないか」(外為アナリスト)との指摘があった。

主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する投機筋のドルのポジションは、買い越し額が5週連続で増加し、1月末以来の高水準となった。ドルの買い越し額(CFTCの発表に基づきロイターが算出)は、前週の184億4000万ドルから188億1000万ドルに増加した。買い越し額が100億ドルを超えるのは4週連続。

<7:56> ドル104.20─105.20円の見通し、米大統領選の不透明感で上値重い

ドル/円は104.63円付近、ユーロ/ドルは1.0978ドル付近、ユーロ/円は114.90円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が104.20─105.20円、ユーロ/ドルが1.0930─1.1030ドル、ユーロ/円が114.40─115.40円とみられている。

きょうのドルは104円後半を中心にもみ合いそうだという。市場では「クリントン氏のメール問題再燃で冷や水を浴びせられており、105円半ばまでの戻りは厳しい。一方、104円前半では押し目買いが入りそうだ」(外為アナリスト)との声が出ていた。

海外時間はユーロ圏の7─9月期国内総生産(GDP)と10月消費者物価指数、米国の9月個人所得・個人支出などが発表される。「経済指標も重要だが、きょうは月末絡みのフローが思わぬ変動要因になる可能性があるため注意が必要だ」(同)との指摘もあった。

先週28日は、米国の7─9月期GDPが予想を上回り、ドルは一時105.54円まで上昇した。その後、米連邦捜査局(FBI)が民主党のヒラリー・クリントン大統領候補のメール問題の捜査を再開すると伝わると、選挙結果をめぐる不透明感が高まり、ドルは急落。104.46円まで下押しされた。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

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スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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