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〔マーケットアイ〕外為:ドル108円前半で小動き、米利上げペースにらみFRB高官発言に関心
2016年11月15日 / 05:36 / 10ヶ月前

〔マーケットアイ〕外為:ドル108円前半で小動き、米利上げペースにらみFRB高官発言に関心

[東京 15日 ロイター] -

<14:29> ドル108円前半で小動き、米利上げペースにらみFRB高官発言に関心

ドル/円は108.10円付近で小動き。海外時間には、米小売売上高の発表や、米連邦準備理事会(FRB)高官の講演が複数予定されており、米早期利上げへの思惑から関心が寄せられている。

市場では「12月の利上げはすでに相当程度、織り込まれた。来年以降の利上げペースの見通しについて、タカ派的なコメントが出るようなら、金利上昇からドル/円押し上げという展開になりそうだ」(国内金融機関)との声が出ていた。

きょうはフィッシャーFRB副議長やボストン連銀のローゼングレン総裁、ダラス連銀のカプラン総裁などの講演が予定されている。

<12:09> 正午のドルは108円前半、押し目買いニーズが下支え

正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高の108円前半。

ドルは早朝の取引で高値108.44円を付けた後、仲値公示にかけて実需勢の売りに押されて弱含み、一時107.80円まで下落した。しかしその後は、押し目買いニーズに支えられて反発した。五・十日にあたるこの日は、5カ月ぶりのドル高値圏で輸出の売りが散見されたという。

「これだけ短期間に大幅なドル高、円安が進んできたが、ドル高相場としては、まだ若いという感じがする」とFXプライムbyGMOの常務取締役・上田眞理人氏は言う。

市場では「押し目買いの機会を待つ人が多いので、逆に押し目ができにくい。ドルは例えば50銭下がったら、1円買われるといった具合に上昇を続けそうだ。トランプ次期大統領が就任するまでは、夢見る相場が続く蓋然性が高いとみている」(上田氏)という。

人民元 は対ドルで6.86元台に下落し、約8年ぶりの安値をつけた。

米原油先物 は正午時点で44.15ドル付近。前日一時42.20ドルまで下落し、8月11日以来、3カ月ぶり安値を付けた。石油輸出国機構(OPEC)総会を月末に控えて減産計画を巡る不透明感が重しとなり、3営業日続落した。

<11:31> ドル108円前半、人民元が約8年ぶり安値   

ドルは108.20円付近。仲値公示を挟んで一時107.80円まで下落したが、押し目買いニーズに支援され、再び108円台を回復した。午前の高値は108.44円。

一方、人民元 は対ドルで6.86元台に下落し、約8年ぶりの安値をつけた。序盤の取引では2009年1月以来の安値となる6.8538元をつけた。

中国人民銀行(中央銀行)の10月の外貨取引は2679億元(392億ドル)相当の売り越しとなった。人民銀行が発表したデータに基づきロイターが算出した。

売り越しは8カ月ぶりの高水準だった9月の3375億元から減少したものの、元 相場下支えに向けた当局の介入が続いたとみられる。

<10:55> 米原油先物3カ月ぶり安値圏、OPEC生産制限合意でも影響限定的か

  ドルは108円挟みの小幅な値動き。仲値公示を挟んでいったん107.80円まで下押しした。

米原油先物 は正午時点で44.15ドル付近。前日一時42.20ドルまで下落し、8月11日以来、3カ月ぶり安値を付けた。石油輸出国機構(OPEC)総会を月末に控えて減産計画を巡る不透明感が重しとなり、3営業日続落した。

OPECは30日にウィーン本部で開催する総会で、9月に合意した生産上限に基づき加盟各国の減産割り当てを協議する。ただ、加盟国と非加盟産油国が10月末に開いた高官会合では減産など生産調整に向けた連携が議論されたが、具体的な進展が確認されず、総会でまとまるかどうかに関してはなお懐疑的な見方が強い。

世銀の上級エコノミスト、ジョン・バフェス氏は11日、ロイター・グローバル・マーケット・フォーラムで、OPECが減産もしくは増産凍結で合意しても、相場への影響は限定的との見方を示した。

世銀は2017年の原油価格を1バレル=57ドルとしているが、これはOPECの生産制限合意によるある程度の影響を見込んだものだという。

バフェス氏は、世界の原油市場の鍵を握るのは現時点ではベネズエラだとし、同国の混乱が深まれば、原油供給に影響を及ぼす恐れがあるとした。ベネズエラは、原油価格下落による収入減や、医薬品・食品不足に対する抗議運動などの問題を抱えている。

中国はベネズエラに融資しているが、金融市場は、中国が不人気なマドゥロ政権を今後支援するかどうかに注目している。

「ベネズエラがデフォルトすれば、中国へのダメージも相当大きなものになる」(国内エコノミスト)との指摘が出ている。

<09:35> ドル108円割れ、米10年国債利回りは2.1%台に低下

ドルは朝方の高値108.44円から107.83円まで下落した。目下107.93円付近。

この日は実需勢のドル売りが仲値公示にかけて予想されているほか、日本株も下落し、米長期債利回りも低下しているため、「これまでのドル買いが若干逆回転している」(国内銀)という。

ただ、ドル高トレンドが転換したとの見方は少数派だ。

「これだけ短期間に大幅なドル高、円安が進んできたが、ドル高相場としては、まだ若いという感じがする」とFXプライムbyGMOの常務取締役・上田眞理人氏は言う。

市場では「押し目買いの機会を待つ人が多いので、逆に押し目ができにくい。ドルは例えば50銭下がったら、1円買われるといった具合に上昇を続けそうだ。トランプ次期大統領が就任するまでは、夢見る相場が続く蓋然性が高いとみている」と上田氏は言う。

米10年国債利回り は目下2.1923/2.1906%の気配。前日ニューヨーク午後5時時点では2.2543%だった。

ロイターのデータによると、長期インフレ期待の指標となる10年物の国債とインフレ指数連動債(TIPS)の利回り格差、ブレーク・イーブン・インフレ率(BEI) は前日、1.99%と2014年9月以来の高水準に達した。

<09:03> ドル108円前半、日本当局の円安けん制発言は無視される

ドルは108.22円付近。朝方の高値108.44円からじり安の展開。この日は五・十日にあたり、仲値公示にかけては実需のドル売りが予想されている。また、米国株が前日伸び悩んだことで、日本株の伸び悩みも懸念されている。

麻生太郎財務相は11日の閣議後会見で、トランプ氏当選を受けた為替市場の動向について、「1―2日で為替が5円も動くのは異常だと思う」との認識を示した。その上で「為替は安定が重要。急激に乱高下することは望ましくない」とした。

黒田日銀総裁も前日、為替相場の無秩序な動きは好ましくないとの認識は主要国で共有されている、と述べた。

しかし、ドル/円相場は円安けん制発言を無視し、11日のロンドン市場で108.54円まで上昇し約5カ月ぶりの高値を付けた。

「市場では、トランプ大統領の下での財政の大規模拡大を背景とした米金利上昇とドル高トレードがテーマになりつつある中で、本邦当局の円安けん制を『本気』とは捉えていない状況だ」とみずほ証券、金融市場調査部のチーフ為替ストラテジスト、山本雅文氏は言う。

実際、本邦当局も財政拡大や金融緩和に限界がある中で、円安は願ってもないボーナスと言える、と同氏は指摘。

ただ、特に米国に対しては、「円安誘導をしているわけではない」、「急激な円高もけん制するが、円安もけん制する」という基本姿勢を見せておくことが、これからの交渉において得策と考えているのではないか、と山本氏はみている。

<07:55> ドル指数が11カ月ぶり高値圏、米当局のドル高けん制発言警戒

トランプ次期米大統領の政策に対する期待、日米金利差拡大、株高などを背景にドル指数 は大幅上昇し、14日の海外市場で一時100.220まで上昇、昨年12月3日の高値(100.470)に迫り、11カ月ぶり高値を付けた。

米当局のドル安志向は現政権で明確なほか、トランプ次期大統領も米輸出産業擁護の立場からドル安志向を見せており、市場では「いずれ米政権から足元のドル高について、けん制発言が飛び出すのではないか」(外為アナリスト)との警戒感が広がっている。

ドル高の背後では原油安、新興国通貨安などが着々と進行しており、人民元相場もドル高に乗じて一段と切り下がっている。

米ダラス地区連銀のカプラン総裁は8月の講演で、ドル高は今年1月に見られたように中国にとって不安定化要因となり得るとの認識を示している。

カプラン総裁はきょうの米国時間にも発言する予定で注目される。

この日はまた、フィッシャー米FRB副議長が債券市場の流動性について講演する予定もある。

<07:35> ドル107.70─109.00円の見通し スピード違反のドル高、株価次第で調整も

ドル/円は108.31円付近、ユーロ/ドルは1.0739ドル付近、ユーロ/円は116.43円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が107.70―109.00円、ユーロ/ドルが1.0690─1.0790ドル、ユーロ/円が115.70―117.00円とみられている。

ドル/円は11月9日の101.19円から、前日の約5カ月ぶり高値108.54円まで4営業日で7円以上の上げ幅となっている。

「ドル上昇はさすがにスピード違反。ドル/円が大幅に上昇している割には日経平均の上げ幅は相対的に小幅で、ダウも伸び悩んでいる。株価が調整するようであれば、ドル高も調整される可能性がある」(外為アナリスト)という。

きょうは、商業決済が集中しやすい五・十日に当たり、実需の動向が注目される。「レベルがレベルなだけに、輸出のドル売りが(輸入のドル買いより)多い可能性があり、仲値にかけて水準が切り下がる可能性がある」(同)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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