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〔マーケットアイ〕外為:ドル109円付近、ドル調達コストが7年9カ月ぶり高水準
2016年11月17日 / 05:01 / 10ヶ月前

〔マーケットアイ〕外為:ドル109円付近、ドル調達コストが7年9カ月ぶり高水準

[東京 17日 ロイター] -

<13:51> ドル109円付近、ドル調達コストが7年9カ月ぶり高水準

ドルは109円ばさみで小動き。

為替スワップ取引では、円投/ドル転による3カ月物のドル調達コストが1.76%まで上昇し、リーマンショック後の2009年2月2日以来の高水準に達した。

円投/ドル転コストは、米大統領選後の米金利の急上昇を受けた日米金利差拡大を背景に上昇してきた。

さらに、「米大統領選後、為替や債券など、金融市場が不安定なため、ドルの供給元である欧米金融機関が手元にドル流動性を確保する傾向があり、市場での放出を手控えている」(金融機関マネー部門)との指摘も出ている。

<12:27> 正午のドルは108円後半、海外イベント前に調整地合い

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べドル安/円高の108.77/79円だった。海外の重要イベントを前に朝方からドル売り地合いとなっていたが、日銀が初の「指値オペ」を通告すると急反発した。

朝方109.00─10円台だったドルは、午前10時過ぎにかけて108.55円まで下押しされた。安倍晋三首相とトランプ次期米大統領の会談、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演などを控え、利益確定やポジション調整のドル売りが出やすかった。仲値付近では輸出企業のドル売りも観測されたという。

その後、日銀が指値オペのオファーを通告すると、ドルは109.30円まで急反発した。指値オペは特定年限の金利をコントロールするもので、日銀は、このところの中短期ゾーンの急激な金利上昇に対応するために実施したとしている。米金利が上昇基調にあるなか、日米金利差の拡大を意識させるものとなった。

その後、ドルはすぐに108.65円まで振り落とされたものの、そこから下げの勢いは強まらず、正午にかけて109円ちょうどを挟んで一進一退となった。

黒田東彦日銀総裁は午前の参院財政金融委員会で、米金利の上昇につれて日本の金利に上昇圧力がかかる中、長短金利を操作目標としたイールドカーブ・コントロール(YCC)政策の下では、日本の金利上昇を容認することはない、と語った。

<10:47> ドル108円後半、安倍・トランプ会談は準備段階で混乱

ドルは108.92円付近。日銀が初の「指値オペ」をオファーし、日米金利差拡大の思惑から109.30円まで急騰したが、その後は108.65円と上昇前の水準まで押し戻された。「安倍・トランプ会談前にリスクはとれない」(国内ブローカー)という。

安倍晋三首相とトランプ次期米大統領の会談については、準備段階で混乱が生じているという。

ロイターは16日、会談の時間とニューヨークでの会場、両氏以外の出席者が確定していないと日本政府の関係者らが明らかにした、と伝えた。関係者によると、米国務省は会談の準備に関与していない。ある日本政府関係者は「多くの混乱」が生じていると語った。

トランプ氏や同氏の顧問らはここ数日間、ニューヨークのトランプタワーで新政権の人事のための会議に追われているという。

<10:25> ドル一時109円前半に急騰、日銀が初の「指値オペ」をオファー

ドルは108.83円付近。日銀が初の「指値オペ」をオファーしたことを受け、108.60円付近から一時109.30円まで急騰した。「日本の金利が抑制され、日米金利差が拡大するとの思惑が働いた」(国内証券)という。

<09:55> 豪ドル0.74米ドル後半、豪雇用統計発表後に上下動

豪ドル/米ドルは0.7479米ドル付近。

オーストラリア統計局が発表した10月の雇用統計は、フルタイム就業者数が4万1500人増、失業率は5.6%となった。悪くない数字と受け止められ、発表後に0.7500米ドルまで上昇したが、労働参加率が予想を下回ったこともあり、すぐに0.7469米ドルまで反落した。

<09:36> ユーロ1.07ドル付近で戻り鈍い、欧州の政治不安も意識か

ユーロは1.0703ドル付近。前日海外時間に1.0666ドルまで下落し、昨年12月以来11カ月ぶり安値をつけた。その後はやや持ち直しているが、戻りの勢いは鈍い。

足元のユーロ/ドル下落は、ドルの強さだけではなく、ユーロの弱さも背景にあるという。「米国にトランプ政権や年内利上げの期待がある一方、欧州はイタリア国民投票などの政治不安もある。年内は1.05ドルを守れるかがポイントになりそうだ」(国内金融機関)との見方が出ていた。

<08:24> ドル108円半ば、トランプ氏の為替関連発言に警戒

ドルは108.66円付近。イベント前の利益確定やポジション調整が入っているとみられ、一時108.59円まで下落した。

海外時間の安倍首相とトランプ氏の会談は、それほどネガティブな内容にならないのではないかとの見方が出ている。「初対面なのでガチガチやり合うのを避け、互いの腹の内を探る感じになりそう。具体的な内容も伝わってこない可能性がある」(外為アナリスト)という。ただ、トランプ氏が足元の急激なドル高をけん制した場合はインパクトがあり、大きめの調整が入る恐れもあるとみられている。

また、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演は、トランプ氏の大統領選当選が12月利上げの支障にならないか確認するイベントとして発言内容が注目される。

朝方は、ハーカー米フィラデルフィア地区連銀総裁の講演内容が伝わったが、市場の反応は限定的。同総裁は、「米経済に最善となる決定をするためにFRBの独立は極めて重要だ」と強調し、「われわれは世論の変化や選挙結果に対応しない」と説明した。

<07:58> ドル108.30─109.60円の見通し、海外の重要イベントで値幅

ドル/円は108.87円付近、ユーロ/ドルは1.0703ドル付近、ユーロ/円は116.43円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が108.30─109.60円、ユーロ/ドルが1.0630─1.0750ドル、ユーロ/円が115.90─117.20円とみられている。

きょうは安倍晋三首相とドナルド・トランプ次期米大統領の会談、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言など、海外時間に複数の重要イベントがあり、「利益確定やポジション調整が入れば東京時間に108円半ばまで下落する可能性もある」(国内金融機関)との声が出ている。

英国の小売売上高、米国のフィラデルフィア地区連銀業況指数、消費者物価指数、住宅着工件数、新規失業保険申請件数など、経済指標の発表も多い。「指標を含め材料が多いので、ドル/円は2円くらい値幅が出るかもしれない」(同)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

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欧州スポットレート(同)

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スポットレート(日銀公表)

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