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米銀行株がレンジ上抜け、トランプ政策への期待で一段高も
2017年2月14日 / 01:51 / 7ヶ月前

米銀行株がレンジ上抜け、トランプ政策への期待で一段高も

[13日 ロイター] - 13日の米国株市場で金融株が昨年12月上旬以降維持してきた取引レンジを上抜けた。トランプ新政権下で金融セクターに好意的な政策が実施されるとの期待が背景にあり、今後もさらなる上昇が見込まれている。

S&P金融株は1.1%高とS&P総合500種指数の上昇を主導。S&P銀行株も、JPモルガン・チェース(1.3%高)、シティグループ(2.3%)などを中心に1.2%値上がりした。

上場投資信託(ETF)のファイナンシャル・セレクト・セクターSPDRファンドは1.1%上昇。2008年2月以降で初めて24ドルを上回った。同ファンドは昨年11月4日から12月8日までに21.6%上昇したが、その後、23ドル近辺で横ばいが続いていた。

ボルトン・グローバル・アセット・マネジメントのチーフテクニカルストラテジスト、ブルース・ザロ氏は、同ファンドについて「上昇が一服する前に25─25.50ドルのレンジまで上げる可能性がある」と指摘。「その後は(金融セクターの)危機前の水準だった30ドル近辺まで上昇するだろう」との見方を示した。

S&P銀行株は米大統領選当日から12月9日までに24.8%上昇した。トランプ氏が掲げる減税、規制緩和、財政支出といった政策が銀行株を支援するとの見方が背景にあったが、これらの政策が実行される確証がないことへの懸念から、その後様子見が続いていた。

しかし、トランプ氏は先週9日、今後数週間以内に大規模な税制改革案を発表すると発言。10日には連邦準備理事会(FRB)のタルーロ理事が退任する考えを表明した。

マニュライフ・アセット・マネジメントのポートフォリオマネジャー、リサ・ウェルチ氏は、タルーロ理事の後任に「銀行業界寄り」の人物が選ばれると投資家はみているのではないかと指摘している。

またダウブル・ドット・コムの代表、マーク・パド氏は、日米首脳会談や米加首脳会談を受けて投資家の間に安心感が広がったとの見方を示した。「トランプ氏は貿易に関して、トランプ節ではなく礼儀正しい姿勢を保つことができた。これは米国の貿易パートナーである両国との貿易関係にとって良い兆候だ」と語った。

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