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再送-株式こうみる:リスクオン再燃、日経2万円回復には力不足=丸三証 牛尾氏
2017年4月26日 / 02:41 / 5ヶ月前

再送-株式こうみる:リスクオン再燃、日経2万円回復には力不足=丸三証 牛尾氏

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[東京 26日 ロイター] -

<丸三証券 投資情報部長 牛尾貴氏>

フランスの第1回大統領選はメインシナリオでの着地となった。現状では中道系独立候補のマクロン氏がリードしている。国民戦線のルペン氏が仮に大統領になったとしても、EU(欧州連合)離脱を問う国民投票の実施は容易ではない。欧州政治リスクは一歩後退した格好となった。

北朝鮮情勢に関しては、同国が核実験に踏み切った場合に、米国がどう出るかがまったく読めなかったが、25日の軍創建記念日は砲撃訓練の実施にとどまった。これまでのところ北朝鮮側は先制攻撃をしないという姿勢を示しているに等しい。核実験が棚上げされた状況ならば、同国を巡る地政学リスクが一段と深まることにはならないだろう。

一連のイベント消化で市場はリスクオンに転じ、グローバルで株高の動きが再燃している。トランプ米政権の政策については、オバマケア代替法案撤回でいったん、実現性への不透明感が意識された。だが3月に可決されていれば想定以上のスピードだったはず。8月までに決まればベストシナリオであり、年後半でもスケジュール感に沿ったところだ。政策期待が大きく剥落したと言い切ることはできない。

日本株は出遅れ修正の中に入っている。日経平均は3月高値(1万9668円01銭)からの下げから3分の2以上、戻した水準にある。全値戻しに向かう過程に入ったとみているが、2万円台を回復できるかは、企業業績の見通し次第。1ドル105円で想定為替レートを置く企業が中心となれば、今期の国内企業の増益率は期初の段階では1桁台半ばにとどまる可能性がある。

仮に5%増益で、予想株価収益率(PER)を15倍とすると、東芝の赤字の影響も含まれるとはいえ、日経平均は1万9000円弱となる。16倍ならば2万円となるが、業績面は力不足の印象も否めない。ドル/円が115円に近づき、15%の増益が見えるようになれば、2万円から上を目指しやすくなる。

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