07年の日本を除くアジアの成長率、8.3%に上方修正=アジア開銀
[マニラ 17日 ロイター] アジア開発銀行(ADB)は17日、「2007年アジア開発展望」(改訂版)を発表し、アジア新興国の経済成長率予想を上方修正した。
ただ、08年については、欧米を中心に深刻化している信用問題の影響が出る可能性があるとの見通しを示した。
07年の日本を除くアジアの成長率は平均8.3%とし、6カ月前の予想(7.6%)から上方修正した。06年は8.5%だった。
08年の予想も7.7%から8.2%に引き上げた。ただ、米サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題の影響が他の市場に波及する可能性が懸念されるなか、下方修正の可能性を残した。
ADBは「クレジット市場の事象やより広範な経済について予測するのが一段と困難になった。こうした進行中のプロセスの影響を特に2008年に関してアジア新興国の成長率が受けないと予測するのは、明らかに時期尚早」と指摘した。
ADBは、07年の中国の国内総生産(GDP)伸び率が、11.2%との見通しを示した。従来予想は10%だった。08年も10.8%に上方修正した。
07年のインドの成長率についても8.5%とし、従来予想(8.0%)から引き上げた。08年の成長率は8.5%に上方修正した。
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