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米サブプライム危機、09年までピークに達しない見通し=S&Pエコノミスト
2007年10月9日 / 09:53 / 10年前

米サブプライム危機、09年までピークに達しない見通し=S&Pエコノミスト

 [ムンバイ 9日 ロイター] 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のチーフエコノミスト、デビッド・ワイス氏は9日、米サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅ローン)危機は2009年までピークに達しない見通しで、債務不履行は、全体で1500億ドルに上る可能性がある、との見解を示した。

 同氏は「米住宅市場は、冬まで底を打つことはないとわれわれは考えている。こうしたセクターが受けた損失は2009年までは実際ピークに達することはないだろう」と語った。

 その上で「住宅着工件数は一段と減少し、失業率はさらに上昇する見通しだ。米経済は来年も低迷が続くと予想される」とし、「われわれは、この危機の半分も通過していない」と指摘した。

 ただ、S&Pは、堅調な新興国市場がけん引役となり、世界経済は力強い拡大を維持するとの見方を示した。

 同社によると、世界の経済成長率は07年に3.6%、08年に3.5%となる見通し。米国の経済成長率は07年および08年ともに2%の見込み。

 S&Pは、9日発表したリポートの中で「米国経済に弱さが見られるものの、特に新興国市場の健全な内需環境や米国以外に向けた輸出の強さなどにより、世界経済は力強い拡大を維持する」としている。

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