米株式市場、FRBが金利据え置き姿勢示せば打撃=ベアー・スターンズ

2007年 11月 20日 09:43 JST
 

 [ニューヨーク 19日 ロイター] 米ベアー・スターンズのマーケット・ストラテジストは19日明らかにした調査リポートで、米連邦準備理事会(FRB)は12月の連邦公開市場委員会(FOMC)での金利据え置きを示唆するシグナルを送っており、利下げを期待している株式市場は下落しやすい状況になるとの見方を示した。

 リポートは、20日に発表される10月30─31日のFOMC議事録、あるいは12月11日の次回FOMCは市場にとって期待はずれになると予想。

 株式市場は、FRBが10月31日のFOMC声明で、9月と10月のフェデラルファンド(FF)レートの誘導目標引き下げは金融市場の混乱から発生し得る経済全般への悪影響の一部を未然に防ぐ一助となるとの見解を示したことを無視していると指摘した。

 また、市場はクロズナーFRB理事やセントルイス地区連銀のプール総裁、グリーンスパン前FRB議長による最近の発言に十分注意を払っていないようだとした。

 リポートは、FRBが金利据え置きを決定すれば、市場は打撃を受ける可能性が高いと予想。バリュエーションからみて割安な銘柄に「質への逃避」が生じるだろうとし、生活必需品、ヘルスケア、公益事業といったセクターが、一般消費財、工業、素材、ハイテクなどをアウトパフォームするとの見通しを示した。

 さらに、長期的にはFRBのバランスのとれた政策スタンスが経済の長期的健全性と株価上昇の基盤形成を促すだろうと指摘した。

 
 

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