インドネシア、テマセク[TEM.UL]に携帯電話会社の株式売却を命令

2007年 11月 20日 10:45 JST
 

 [ジャカルタ 19日 ロイター] インドネシアの競争当局KPPUは19日、シンガポールの政府系投資会社テマセク・ホールディングス[TEM.UL]に対し、インドネシアの携帯電話サービス大手2社のうち1社の株式を2年以内に売却するよう命じた。

 また、競争法に違反したとして、テマセクと子会社8社にそれぞれ250億ルピア(270万ドル)の罰金を支払うよう命じた。

 テマセクは子会社を通じてインドネシアの携帯電話最大手テレコムセルと同業2位のインドサット(ISAT.JK: 株価, 企業情報, レポート)の株式を保有している。

 一部のアナリストは、KPPUがテマセクに保有株式の売却を命じれば、海外投資家の間で警戒感が強まるとの懸念を示していた。半面、競合他社はこれをインドネシアの携帯電話セクターに参入する機会とみていた。

 しかし、KPPUは今回の決定で、テマセクの保有株を取得する投資家は、売却株式数の5%を超えて取得してはならないとしたほか、テマセクあるいは他の買い手と資本関係を持たないことを条件としており、多数株式を取得することはできない見通しだ。

 
 

ロイターオンライン調査

写真

デフレ環境下で急速な円高が進み、「ドバイショック」も加わった。「日本株は売り材料ばかりで、八方ふさがりだ」との声も。  ブログ