米大手資産運用会社、GSE株急落で大幅損失を被った可能性

2008年 07月 14日 10:50 JST
 

 [ボストン 11日 ロイター] 11日までの1週間に米政府系住宅金融機関(GSE)の米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N: 株価, 企業情報, レポート)と米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N: 株価, 企業情報, レポート)の株価が急落したことで、米大手資産運用会社が大幅な損失を被った可能性がある。

 損失を出した可能性があるのは、かつて銘柄選択の名手として知られていたレッグメイソン(LM.N: 株価, 企業情報, レポート)のビル・ミラー氏のほか、最大の米ファンドであるグロース・ファンド・オブ・アメリカを含むキャピタル・グループ、アライアンス・バーンスタイン(AB.N: 株価, 企業情報, レポート)、フィデリティ・インベストメンツ。

 これら資産運用会社4社は、保有するGSE2社の株式の価値が、11日までの1週間に最大40億ドル低下した可能性がある。いずれのファンドもコメントを拒否した。

 これらのファンドは、現在の持ち分について明らかにしておらず、正確な損失規模を特定するのは困難。今回の推定損失額は、ファンドによる持ち分に関する直近の公表に基づき算出したもの。

 GSE2社の株価は、米住宅市場の悪化を背景にした資本基盤をめぐる懸念から急落。11日までの1週間の下落率はファニーメイが45.4%、フレディマックが46.5%となった。

 

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