クーデターで国外追放されたホンジュラスのセラヤ大統領、軍と支持派の衝突で帰国できず

2009年 07月 6日 12:58 JST
 

 [テグシガルパ 5日 ロイター] クーデターで国外追放された中米ホンジュラスのセラヤ大統領は5日、国連総会のデスコト議長とともに専用機で米ワシントンからホンジュラスに向かった。しかし、ホンジュラスの空港に着陸しようとした際に滑走路で起こった軍と大統領支持派の衝突により着陸できず、帰国を果たせなかった。

 専用機は、当初エルサルバドルに向かうことになっていたが、予定を変更し隣国ニカラグアへ着陸した。

 大統領は、テレビ局テレスルに対し「このような状況になったため、地域の大統領と会談するという当初の計画を続けるしかない」と述べた。

 クーデターに対する国際的な批判が高まる中、同国の暫定政権は、セラヤ大統領が求めた帰国許可を却下。帰国した場合は大統領を逮捕すると警告し、滑走路に数百人の軍隊を配備して空港の警備体制を強化した。

 そこに大統領支持派がフェンスを破って空港に侵入し、軍と衝突。目撃者の証言によると、投石で対抗する反対派に軍は催涙ガスを発射した。

 セラヤ大統領を支持するエクアドル、パラグアイ、アルゼンチンなどの大統領は、同大統領を支援するため5日にエルサルバドル入りしている。

 米州機構(OAS)はこれより先に、暫定政府がセラヤ大統領の復職を拒否したことを受けて、ホンジュラスの加盟資格を停止するという異例の措置をとった。

  続く...

 
 

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