英国、2020年までに使用電力に占める低炭素エネルギーの割合を40%まで引き上げる方針

2009年 07月 16日 11:08 JST
 

 [ロンドン 15日 ロイター] 英国政府は15日、2020年までに使用電力の40%を低炭素エネルギーから得る方針を明らかにした。気候変動への取り組みを強化するとともに、法的拘束力を伴う地球温暖化ガスの排出削減目標の達成を目指す。

 低炭素エネルギーには、原子力、風力、太陽光、海流発電、クリーン・コール(環境調和型の石炭利用)などから得られる電力が含まれる。

 低炭素経済への移行に伴い、20年までに家庭のエネルギーコストは約6%増加する見通し。

 エド・ミリバンド英エネルギー・気候変動相は声明で「代替・原子力エネルギーおよびクリーン化石燃料は、低炭素(社会)の3種の神器であり、英国におけるエネルギーの未来形だ」と指摘。「この計画では、20年までに低炭素エネルギーの占める割合を40%まで高め、それ以降もさらに引き上げていく」とした。

 また英政府は、海流発電の開発向けに最大6000万ポンド(9800万ドル)、洋上風力発電に1億2000万ポンドを投じる方針。

 同計画では、10年4月から個人もしくはグループが太陽光・風力発電などで得た代替エネルギーを電力会社へ販売することが可能になる。

 さらに競争を阻害するような反トラスト的慣行があるされる発電業界への監視を強化するため、担当監督当局に新たな権限を付与することも提案されている。

 

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