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再送:米アップル<AAPL.O>iPadの初日ダウンロードは25万冊強、価格面で出版社に優位性も
2010年4月6日 / 09:06 / 7年前

再送:米アップル<AAPL.O>iPadの初日ダウンロードは25万冊強、価格面で出版社に優位性も

 *ヘッドラインをiPadの販売台数からダウンロード数に変更し、これに伴い1段落目を一部修正して再送しました。

 [ニューヨーク 5日 ロイター] 米アップル(AAPL.O)によると、3日に米国で発売を開始したタブレット型パソコン「iPad(アイパッド)」の初日の販売台数は30万台を超えたほか、新たに開設した電子書店「iBookstore(アイブックストア)」からは、初日で25万冊を超える書籍がダウンロードされた。

 出版業界の間では、米アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)の端末「キンドル」がけん引する電子書籍市場の拡大につながるとの期待感が出ている。

 米ニューズ・コーポレーションNWSA傘下の出版社ハーパーコリンズのブライアン・マレー最高経営責任者(CEO)は、「1億人以上の顧客を抱えている企業はほんの一握りだが、アップルはそのうちの1社だ。出版業界には1社もない」と述べた。

 電子書籍市場をめぐっては、出版社と端末メーカーが双方に利益の出るビジネスモデルを模索していることもあり、競争の激化は消費者にとっては、むしろ値上げをもたらす可能性がある。

 アマゾンは1月、キンドル向け電子書籍の値上げを求めた出版社マクミランの書籍の取り扱いを一時的に中止。ほかの出版社も同様の動きで追随し、アップルはそれをビジネスチャンスとして利用した。

 アイブックストア経由での電子書籍販売は、ベストセラーなら1冊14.99ドル以上にも設定できるなど、1冊9.99ドルが標準価格のキンドルに比べると柔軟性を持たせている。

 出版業界からはこれまで、電子書籍市場で圧倒的優位に立つアマゾンのキンドルが、ベストセラーを1冊9.99ドルで販売することに不満の声が上がっていた。

 アマゾンもこうした出版業界からの声を受け、キンドルでの販売価格を柔軟にする対応を見せ始めている。また、大手書店チェーンのバーンズ・アンド・ノーブル(BKS.N)は今週に入り、電子書籍の販売価格を9.99─16.99ドルの価格帯に変更する方針を明らかにした。

 こうした動きは、書籍だけにとどまらない。ニューヨーク・タイムズ紙は、キンドル向け電子配信版の1カ月の購読料を13.99ドルから19.99ドルに引き上げる。

 ニューヨーク・タイムズは、iPad向けには当初は限られた無料コンテンツしか配信しない方針だが、近い将来に完全版の配信も始めるとみられている。

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