シティのスプレッドや債券保証会社のプレミアム拡大=米社債・CDS市場

2007年 11月 2日 09:27 JST
 

 [ニューヨーク 1日 ロイター] 29日の米社債市場では、スプレッドがワイド化した。証券会社による米金融機関の投資判断引き下げを受けて株安となったことが要因。

 クレディ・スイスとCIBCワールド・マーケッツは、シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)の投資判断を引き下げた。CIBCはシティが減配を余儀なくされる可能性を指摘するとともに、バンク・オブ・アメリカ(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)の投資判断も引き下げた。

 イーガン・ジョーンズ・レーティングズはリポートで「弱含んでいるクレジット市場への対応としてシティはさらなる評価損の計上を迫られる可能性がある」と指摘。「シティには多くの分野でマーケットリーダーという強みがあるが、クレジット問題の調整には時間がかかるだろう」との見方を示した。

 マーケットアクセスによると、シティの社債(表面利率6.125%、2036年償還)はスプレッドが165ベーシスポイント(bp)に拡大。29日は151bpだった。

 トレーダーによると社債スプレッドは約1―2bpワイド化した。

 格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは金融サービスGMACと同社モーゲージ部門のレジデンシャル・キャピタルをジャンク級内で一段と格下げした。同部門のリスクの高まりがGMACの業績に影響する可能性を指摘している。ムーディーズはGMACの無担保上級債格付けを「Ba1」から1ノッチ引き下げ「Ba2」とした。

 マーケットアクセスによると、GMAC債(表面利率8%、2031年償還)は額面1ドル当たり0.01ドル強下落し0.93ドルとなった。

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