米ワシントン・ミューチュアルを格下げ=S&P

2008年 07月 24日 05:01 JST
 

 [ニューヨーク 23日 ロイター] スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は23日、米貯蓄金融機関最大手ワシントン・ミューチュアル(WM.N: 株価, 企業情報, レポート)のカウンターパーティ格付けを引き下げた。前日発表した決算が予想を上回る赤字となったことが背景。

 S&Pは、ワシントン・ミューチュアルのカウンターパーティ格付けを1ノッチ引き下げ投資適格級の下限である「BBBマイナス」とした。

 短期債務もこれまでの「A2」から、投資適格階級で上から4番目の「A3」に格下げした。

 新たな格付けは、同社が08年通期で損失を計上し、収益性を回復するのは09年になるとの見方を反映している。

 S&Pは、住宅モーゲージ関連のクレジット損失が190億ドルの予想額を超えた場合、追加格下げする可能性もあるとしている。

 アウトルックは「安定的」としている。現在の住宅市場の長引く低迷と09年決算が同社の歴史的水準を下回る見通しを踏まえると、来年前向きな格付け措置はあり得ないとする一方、資本要件を満たす流動性を保有しており、2012年末まで資本市場を通じて増資する必要はないとの見方を示した。

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