米地方証券業界団体、当局に対しARS問題めぐる和解範囲の拡大要求
[ニューヨーク 18日 ロイター] オークションレート証券(ARS)の販売をめぐる問題で、米地方証券業界団体「リージョナル・ボンド・ディーラーズ・アソシエーション」(RBDA)は、連邦・州当局に対し和解の範囲を広げるよう求めている。
RBDAは、ニューヨーク州司法長官をはじめとする州当局や証券取引委員会(SEC)がプライマリーディーラー(米政府証券公認ディーラー)に対し、ARSの販売元を問わず保有者からARSを買い戻すよう求めることを要請している。
1600億ドル相当のARSのうち、約600億ドルはプライマリーディーラー以外から購入した投資家が保有している。こうした投資家は米シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)やスイスのUBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)など金融機関5社と当局との合意の対象に含まれていない。
RBDAのマイケル・デッカー共同最高経営責任者(CEO)は「ARSを保有しているが、金融機関との合意でカバーされない投資家が何千人もいる」と指摘。プライマリーディーラーはARSの入札を管理した以上、ARSを買い取るか、他の形で補てんする義務があると述べた。
SEC当局者の見解は得られていない。NY州のクオモ司法長官はコメントを控えた。
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