WRAPUP1: 米FRB当局者、今後利上げが必要となる可能性を示唆
[アスペン(米コロラド州) 19日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)当局者は19日、食品・エネルギー高によるインフレ高進が景気減速によって抑制できない場合に備え、米連邦準備理事会(FRB)は行動を起こす用意ができていなければならないとの見解を示し、今後利上げが必要となる可能性を示唆した。
ダラス地区連銀のフィッシャー総裁は、原油価格が最高値から下落したとしても物価圧力に対する警戒は必要と指摘。「景気減速によってインフレ圧力が抑制されない場合に備え、展開が明白になるまで、金融政策当局者は引き続き対策を講じる用意をしていなければならない」と述べた。
フィッシャー総裁は2008年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有している。これまでFOMCで利上げもしくは緩和の抑制を主張してきたことについては「非常に満足している」と話した。
さらに「(米経済は)最近の原価上昇圧力の高まりを早期に切り抜けることができなければ、インフレの衝撃や期待が一段と広がるリスクに直面する」と指摘。「これが実際に起こり、FRBが対応できなかった場合、インフレ抑制能力について信認を失うリスクがある」と語った。
この日発表された7月の米卸売物価指数(PPI)は総合ベースで前年比9.8%上昇し、1981年以来27年ぶりの大幅な伸びとなった。食品とエネルギーを除いたコアベースでも3.5%上昇し1991年以来の高い伸びとなった。
フィッシャー総裁は、最近の原油価格の下落を歓迎するとし、外国為替市場でのドル高には驚かないと述べた。一方、ドル高や原油価格の下落が米国のインフレ抑制につながるかどうか判断するのは時期尚早だとし、「どれぐらい続くかによる。持続期間の問題なので判断を下すのは早過ぎる」と語った。 続く...












