東南アジア株式=下落、バンコクは原油安がエネルギー株を圧迫
[バンコク 8日 ロイター] 8日の東南アジア株式市場の株価は、世界経済の回復や企業利益への懸念を背景に軒並み下落した。中でも下落が目立ったのはバンコク市場で、原油相場安が株価指数に大きな比重を占めるエネルギー株を圧迫した。
連休明けのバンコク市場のSET指数.SETIは1.3%安で引けた。シンガポール市場.FTSTIは一時2週間ぶりの安値水準に下落した後で、0.55%安で終了した。クアラルンプール市場は0.08%安。マニラ市場.PSIは0.4%安、ベトナムのホーチミン市場.VNIは0.19%安。
ジャカルタ市場.JKSEはインドネシア大統領選挙のため休場。取引は9日に再開される。
アナリストらによると米景気対策第2弾が必要になるかもしれないとの見方や米就業者数の大幅な減少により世界の株価や商品相場の上昇勢いが失われ、また経済成長が早期に回復するとの楽観が幾分後退したという。
シンガポール市場では不動産関連の優良株やプランテーション株が下落を主導。不動産開発最大手キャピタランド(CATL.SI: 株価, 企業情報, レポート)は4.8%安、2位のシティ・ディベロップメンツ(CTDM.SI: 株価, 企業情報, レポート)は6.6%安。パーム油大手ゴールデン・アグリ・リソーシズ(GAGR.SI: 株価, 企業情報, レポート)は6.4%安。
8日の原油相場CLc1が1バレル=62ドルに向けて6営業日続落したことが石油・商品(コモディティー)関連銘柄を押し下げた。
バンコク市場では、タイ石油会社(PTT)(PTT.BK: 株価, 企業情報, レポート)が2.9%安、PTTエクスプロレーション・アンド・プロダクション(PTTEP)PTTE.BKは約2%安、石炭最大手バンプーBANP.BKは2.2%安。
パーム油生産でインドネシアに次いで世界第2位のマレーシアのクアラルンプール市場ではプランテーション(農園)株が特に値下がりし、最大手サイム・ダービー(SIME.KL: 株価, 企業情報, レポート)は0.7%安、インダストリアル・オキシジェン(IOI)(IOIB.KL: 株価, 企業情報, レポート)は1.3%安、クアラルンプール・ケポン(KLKK.KL: 株価, 企業情報, レポート)は0.8%安。パーム油先物相場KPOc3は3月31日以来初めて2000リンギを割り込んだという。 続く...













