マツダ<7261.T>が小型車「デミオ」を全面改良、月販5000台を計画

2007年 07月 5日 10:30 JST
 

 [東京 5日 ロイター] マツダ(7261.T: 株価, ニュース, レポート)は5日、主力の小型車「デミオ」の全面改良車を発売した。月間販売台数は5000台を計画する。マツダは、同社の国内最量販車種を刷新することで、販売を活性化したい考え。秋にはホンダも同クラス車の全面改良を控えており、競争が激しくなりそうだ。

 デミオの全面改良車は、主要購買層を女性と想定し、デザインと取り回しのよさ、燃費などの経済性に配慮したという。これまでデミオは背高のデザインを特徴としていたが、全面改良車では先代に比べて全高を低くし、スポーティーさを打ち出した。経済性では、車重を従来比約100キロ軽量化したほか、燃費に優れるCVT(自動無段変速機)を一部で採用するなどして、1リットル当たり最大23.0キロへと約2割高めた。

 先代デミオは02年8月に発売。約5年間で累計34万8000台を販売し、全面改良を控えた今年1―5月でも2万5800台を販売した。これまで生産は、日本のほかフォード・モーター(F.N: 株価, 企業情報, レポート)のスペイン工場で生産していたが、全面改良車では、スペインでの生産を日本に移管し、建設中の中国・南京工場でも生産する計画をすでに打ち出している。

 デミオが競合するのは、トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)「ヴィッツ」、ホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)「フィット」、日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)「マーチ」など。国内小型車市場の規模は年間約60万台で、軽自動車を除く国内市場全体の17%を占める重要市場のひとつ。各社はグローバルカーと位置づけ、商品力強化に力を入れている。秋にはホンダがフィットの全面改良車を投入する計画を打ち出しており、競争が激しくなりそうだ。

 
 

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