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日本経済の基調はしっかりしている、踊り場入りの可能性は高くない=大田経済財政担当相
2007年9月26日 / 09:10 / 10年後

日本経済の基調はしっかりしている、踊り場入りの可能性は高くない=大田経済財政担当相

 [東京 26日 ロイター] 大田弘子経済財政担当相は26日、ロイターなどとのインタビューで、日本経済の基調はしっかりしており、踊り場入りする可能性は高くないとの認識を示した。先行きのリスク要因として米国経済動向を挙げ、米サブプライム(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題で、米国経済がソフトランディングを超えて停滞するかどうか現時点では見極めがつかず、米国経済の先行きについては腰を据えて見ていく必要があると述べた。

 

 米サブプライム問題が米国の実体経済に与える影響について大田担当相は「今の時点で目立った影響はないが、じわじわと効いてくるだろう。米国の消費は世界経済のエンジンの役割を果たしている。それは住宅価格が支えていた面もあった」と述べ、「これがソフトランディングの範囲内で収まるのか、さらに停滞をもたらすか、今の時点では何とも言えない」とした。

 そのうえで米国経済の先行きについて米当局はソフトランディングできるよう対応しているが、「もうしばらく腰を据えてみていかないといけない」と慎重な見方を示した。

 

 米国経済の減速を通じた日本経済への影響に関しては「米国経済がソフトランディングを超えて停滞してくれば、当然、日本経済に影響する。米国への輸出というダイレクトなルートや、アジアを経由した輸出の面もある。今はアジアは好調で良いが、米国経済が停滞すればアジア経済も影響を受ける。そういう意味で非常に心配しており、リスク要因だ」と述べた。

 ただ、日本経済の基調については「しっかりしている」と述べ、踊り場局面入りについて「可能性はそう高くない」と見通した。

 

 きょう発足した福田新政権では弱者や地方への配慮を優先する結果、小泉・安倍政権で進めてきた構造改革の後退が懸念されているが、大田担当相は「改革の停滞は許されない。マーケットの信認という意味でも、しっかりメッセージを出していかなければならない」と述べ、2011年度の基礎的財政収支黒字化目標は堅持する考えを強調した。

 

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