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UPDATE1: 金融市場の混乱は景気の下振れリスクに=ミシュキン米FRB理事
2007年9月11日 / 00:40 / 10年前

UPDATE1: 金融市場の混乱は景気の下振れリスクに=ミシュキン米FRB理事

 [ワシントン 10日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)のミシュキン理事は10日、米金融市場の混乱による悪影響が住宅部門ばかりではなく消費者と企業の支出にも及ぶ可能性があり、これが景気の重大な下振れリスクになるとの認識を示した。

 理事はニューヨーク大学での講演原稿で「先行き不透明感が強まり、家計と企業の支出が広範囲に低迷する事態になれば、経済活動は他のセクターでも一段と深刻な影響を受ける可能性がある」と指摘。「私見では、そのシナリオは排除できない。それは経済活動の重大な下振れリスクになると思う」と述べた。

 その上で、FRBは金融市場の動向を注視しており、混乱が経済に与える悪影響を軽減するため、必要に応じて行動する用意があると述べた。

 先週発表された8月の米雇用統計では非農業部門雇用者数が4000人減となり、4年ぶりの減少を記録した。

 インフレについては、成長の下振リスク拡大を考慮すれば、インフレ見通しのリスクはより均衡してきたと述べた。

 理事は「FRBは引き続き、インフレを警戒しなければならない。しかし、需要が供給を下回らないよう適切な注意を払うことも同時に必要だ」と述べた。

 住宅市場については、供給過剰と金利上昇によってすでに需要は低迷しているが、信用状況のひっ迫で今後さらに低迷する可能性があると指摘。消費者と企業の支出も、最近の金融市場の混乱で抑制される可能性があるとの認識を示した。

 理事は「最近の金融市場の混乱が将来の経済活動にどの程度影響を与えるかについて、われわれは最善のリアルタイムの判断を下す必要がある」と述べた。

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