UPDATE2: 大手銀行の9月末サブプライム関連保有は1.2兆円、評価損は1000億円=金融庁

2007年 11月 22日 20:24 JST
 

*大手行、地域銀行、信金・信組の自己資本比率と業務純益の合算を追加しました。

 [東京 22日 ロイター] 金融庁は、国内金融機関のサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)関連商品の9月末の連結ベースの保有状況を集計し、大手銀10行(主要行と農林中央金庫)の保有額は1.2兆円だったと発表した。このうち、9月末の評価損失が1000億円、4―9月の実現損失は1000億円だった。

 大手10行の2007年3月末自己資本(Tire1)の合算は23.3兆円。業務純益の合算は3.6兆円だった。このため渡辺金融担当相は22日の閣議後の記者会見で、サブプライムのリスクは「各行で十分に対応可能だ」と述べた。

 サブプライム関連商品は、サブプライムローンを原資産とするABS(資産担保証券)や、これらABSを現資産とするCDO(債務担保証券)などの金融商品。これら関連商品のうち、サブプライム関連の組成ビジネスでの保有は大手10行で1000億円で、4―9月の実現損は200億円だった。また、サブプライム関連商品とは別に、サブプライム関連のABCPプログラムへのエクスポージャーが2000億円あった。

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