UPDATE1: 三菱重<7011.T>の受注高拡大、船舶・航空機など好調で中間期は3割増

2007年 10月 31日 14:45 JST
 

 [東京 31日 ロイター] 三菱重工業(7011.T: 株価, ニュース, レポート)の受注高が拡大している。2007年9月中間期の受注高は1兆7696億円(前年同期比30%増)を確保した。08年3月期の受注見通しについては、生産能力などを踏まえ従来予想(3兆3000億円)を据え置いたが、需要拡大から今後を見極めたいとしている。

 受注について同社は、もともと低価格だった船舶が資材高で赤字となるほか、プラント工事についても環境が厳しいため、リスク管理を徹底するうえ、採算で選別するなど慎重な考えを示している。しかし、新造船需要が市況の活況を伴い高水準を維持する一方、航空機事業では「B787」関連が好調となるなど、幅広い分野で需要がおう盛な状況で各セグメントとも順調に推移した。船舶・航空機以外では化学・製鉄などの大型プラント工事や米国向けの風車などを確保している。

 受注高の通期見通しは従来通りとしたが、これについて同社の菅宏常務執行役員は「大口工事を上半期に獲得した時期的なものがあるほか、生産能力なども考慮している。ただ、需要自体はおう盛であるため、今後については見極めたい」とコメントした。

 2008年3月期の連結営業利益についても、1150億円とする通期業績見通しを据え置いた。ロイターエスティメーツによる主要アナリスト17人による事前予測値1300億円を下回った。

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