株式こうみる:クリスマス商戦占う来週発表の指標に注目=新光証 瀬川氏

2007年 11月 2日 10:46 JST
 

 <新光証券 エクイティストラテジスト 瀬川 剛氏>

 

 米連邦公開市場委員会(FOMC)が終わり米国株式市場を支える構図が変わった。これまでは追加利下げ期待がベースにあり、芳しくない経済指標が出ても利下げ期待につながった。だが、今回のFOMCでは追加利下げを示唆しなかったことで、今後は米経済が減速しながらも失速しないことを確認することが必要になる。このため株式市場は経済指標にらみの展開になってこよう。

 今後の最大の注目点は米クリスマス商戦だ。31日に発表された第3・四半期米国内総生産(GDP)が好感され株価が上昇したのも、住宅投資が落ち込む一方で個人消費が堅調な伸びを見せてクリスマス商戦への安心感が出たからだ。

 ウォルマート・ストアーズ(WMT.N: 株価, 企業情報, レポート)はクリスマス商戦への不安もあってか10月からバーゲンを行っており、この結果が来週発表の10月米チェーンストア売上高で明らかになる。普段は注目度の低い指標だが年末商戦を占う上で注目される。また来週末発表の11月米ミシガン大消費者信頼感指数速報値も足元の消費動向を探るうえで重要だ。

 

 (東京 2日 ロイター)

 
 

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