UPDATE2: 第一生命が2010年度に株式会社化・上場へ、時価総額は2―3兆円でM&A戦略を視野

2007年 12月 6日 17:18 JST
 

 [東京 6日 ロイター] 第一生命保険は6日、2010年度前半に株式会社化した上で、同時に証券取引所への株式上場を目指す方針を固めたことを明らかにした。第一生命は、時価総額を2―3兆円と想定。株式会社化により、事業再編やM&A戦略の柔軟性を確保し、成長戦略を強化する。広報担当者が明らかにした。

 少子高齢化で国内の保険市場は縮小しており、一段の成長を図るには事業再編や株式交換によるM&A戦略が進めやすい株式会社化と上場が必要だと判断した。株式会社に転換した後、持ち株への移行も想定している。第一生命は、ベトナムの保険会社買収などで海外市場へも進出しているが、海外での保険会社買収などに取り組む体制を構築する。

 相互会社形態を取っている大手生保が株式会社に転換した例は少なく、これまでに大同生命保険を傘下に持つT&Dホールディングス(8795.T: 株価, ニュース, レポート)や三井生命保険が株式会社化したケースにとどまっている。

 第一生命保険の契約者数は2007年3月末で約850万人いるが、保険契約の状況に応じて株式を割り当てる。大同生命の事例を当てはめると、株主は300万人に上り、NTTの株主113万人を超えて日本最大の株主数となる。第一生命は株式時価総額を2―3兆円と想定。売出規模は1兆円を超えると見込んでおり、NTT(9432.T: 株価, ニュース, レポート)(2兆2000億円)、NTTドコモ(9437.T: 株価, ニュース, レポート)(2兆1000億円)に続く規模の新規上場。

 時価総額が3兆円だとすると、国内金融機関の中では三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T: 株価, ニュース, レポート)などの3大銀行グループと野村ホールディングス(8604.T: 株価, ニュース, レポート)に次ぐ規模となる。

 
 

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