スティール、サッポロHD<2501.T>に企業価値向上プランを提出
[東京 8日 ロイター] 米スティールパートナーズは8日、サッポロホールディングス(2501.T: 株価, ニュース, レポート)に対し、企業価値を上げるための分析・提言をまとめた企業価値向上プランを提出したと発表した。同プランは、酒類事業でプレミアムビールなどへの注力や海外事業の強化を求めたほか、不動産事業では一等地の保有不動産の賃料収入を上げるため、本社の移転などを提案したという。
プランは170ページに及ぶ。一方、スティールは、サッポロHDが不動産の有効活用や飲料事業の再生のため、10月に打ち出した米モルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)との提携について、スティールの見解とは必ずしも一致するものではなかったが、中期計画を支持するとした。
ただ、07年度の業績予想の下方修正などには懸念を示した。
スティールは、サッポロHD株式の17.52%を保有する筆頭株主。サッポロHDに対してスティールは、66.6%を上限に1株あたり825円でTOB(株式公開買付け)する提案を行っている。
またスティールは企業価値向上プランとは別に8日、買い付け提案に関連して、サッポロHDから求められていた追加情報も回答した。サッポロはきょうのスティールの回答を受け、内容を精査し、提供された情報が十分と判断すれば内容を公表して「取締役会評価期間」に入るという。
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