UPDATE1: 新中期計画は保守的、処方せん変更の影響は不明=吉田・東和薬品<4553.T>社長
[大阪 12日 ロイター] 東和薬品(4553.T: 株価, ニュース, レポート)の吉田逸郎社長は12日、ロイターとのインタビューで、2008―2010年度を対象とする新中期経営計画は、非常に保守的に作成したと述べた。ジェネリック(後発)医薬品の使用促進のための処方せん変更の影響については、調剤薬局のインセンティブ次第であり、現時点では不明だと語った。
同社が6日に発表した中期経営計画について、吉田社長は「とっても保守的に作成した」と述べた。新しい中期経営計画では、品質や情報提供によって信頼性を高め、中小病院を含めた開業医・調剤薬局市場を中心に業績の拡大を図る。最終年度の2011年3月期には、売上高412億円(08年3月期見通しは324億円)、営業利益85億円(同56億円)、当期利益52億円(35億5000万円)を目指している。
東和薬品は、ジェネリック(後発)医薬品大手。厚生労働省は9日、中央社会保険医療協議会に対し、原則、後発薬を使用するように処方せんの様式を変更するよう中央社会保険医療協議会に示した。従来は、ジェネリックに「変更して良い場合」に署名していたが、08年4月から、ジェネリックへの「変更が不可の場合」に署名する様式に変更する。政府は、2012年度までにジェネリック医薬品の割合を30%に高める方針を示しており、促進策のひとつとなる。
こうした処方せんの変更が中期計画に与える影響については「(上振れの)余地はあるが、調剤薬局のインセンティブ次第だ」としたうえで、調剤薬局へのインセンティブがどうなるか「まだ分からない」と述べた。
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