アジア通貨動向(20日)=下落、信用不安を受けた株安で
[シンガポール 20日 ロイター] 20日午前のアジア通貨市場は下落。ウォンは2カ月ぶりの安値をつけた。米サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手への住宅融資)をめぐってまた新たに悪いニュースが出たことから株式が売られ、投資家のリスク許容度が低下している。
ウォンKRW=は1米ドル=927ウォンをつけ、前日から0.6%超下落している。一方、韓国の総合株価指数.KS11は3%下落している。
フィリピンペソPHP=とインドネシアルピアIDR=も売られている。
インドネシア中央銀行は前週、ルピアを下支えるため市場に介入した。ルピアは前週末に1米ドル=9405ルピアと2カ月ぶりの安値をつけており、アジア通貨では今年に入ってパフォーマンスが最も悪い。
ペソはこの日は1米ドル=43.55ペソ付近と、2週間ぶりの安値。
前日の米国株式市場ではダウとS&Pが3カ月ぶり安値で引けた。米ドルは対円JPY=で18カ月ぶり安値付近で推移。ゴールドマン・サックスが、米シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)の投資判断を「ニュートラル」から「セル」に引き下げたことが背景。ゴールドマンは、シティが、モーゲージ関連の損失により巨額の評価損を計上する可能性があるとの見通しを示した。
これを受けて、クレジット市場の混乱による経済全般への影響が既に懸念されるなか、投資家のリスク回避の動きが強まった。 続く...












