UPDATE1: 日興CG<8603.T>、臨時株主総会で米シティとの合併を承認

2007年 12月 19日 14:17 JST
 

 [東京 19日 ロイター] 日興コーディアルグループ8603.Tは19日、都内で臨時株主総会を開き、米シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)の完全子会社になる議案を承認した。これにより日興CGは、08年1月に1株1700円に相当するシティ株との株式交換を実施し、シティの子会社となる。日興CGの株は1月末に上場廃止になる見込み。

 日興の桑島正治社長は、銀行と証券の業務のファイヤーウォール(障壁)が下がる経営環境のなか「柔軟で効率的な運営のために(シティとの)合併が有効」と説明した。しかし、今回のシティと日興CGの株式交換に関する合意が、米サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題によるシティの大幅な損失計上の前から進んできた話のため、出席した複数の株主から、直近のシティの状況を加味し「タイムスケジュールを見直すべきではないか」との意見がでた。

 桑島社長は、株式交換の条件が決定するのは08年1月15─17日と、1月末の完全子会社化に最も近い時期のシティの株価を参考に計算され、直前の状況を反映できるタイミングだと繰り返し説明。1株1700円に相当するシティの株式と交換するのではなく、2000円にするべきとの修正案も出されたが、原案である1700円を条件とする議案が可決されたため、修正案は否決された。

 株主からは、トップの暴走を止められなかった経営体質という観点からすると「粉飾決算問題を起した日興も、サブプライム問題で損失が止められなかったシティも似ており、アメリカ流の企業統治に(日興が)変わったとしても修正できるとは思えない」との発言もでた。

  続く...

 
 

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