再送:〔永田町ウォッチャー〕日銀総裁人事を左右する民主の出方、小沢代表は党内結束も重視

2008年 02月 8日 07:20 JST
 

*7日午後7時27分に送信した記事のうち、4段落目を手直して再構成しています。

 3月19日に任期満了となる福井俊彦日銀総裁の後任人事をめぐる調整が、大詰めを迎えている。武藤敏郎副総裁(元財務次官)の昇格を基本に据える政府は、民主党内の議論の行方を見守っており、民主党の対応が人事の行方を大きく左右する展開となっている。同党内では、財政と金融の分離を前提に武藤氏昇格に難色を示す声が根強く、年内に想定されている解散・総選挙をにらみ党内の結束も重視する小沢一郎代表の判断が、大きく影響する可能性がある。総裁人事の行方は、ここにきて予断を許さない状況になっている。

 政府内では、次期日銀総裁候補として武藤副総裁の昇格を基本とする方針に変わりはないと見られ、与党サイドも日銀副総裁としての実績のほか、国会や内閣との調整能力など総合評価で推す声が多い。

 民主党が求めている複数の候補者の提示について、町村信孝官房長官が7日午後の会見で「(複数案の提示は)国会に対して失礼。政府として、これらの方々がベストとして提示するのが常識だ」と明確に否定した。

 同時に新たな動きも模索している。自民党の大島理森・国会対策委員長、民主党の山岡賢次・国会対策委員長が7日に会談し、総裁候補を国会に呼んで、その所信を聞く手続きを新たに設ける方向で基本的に合意した。政府・与党は、こうした新たな選定手続きに対する民主党の対応も踏まえつつ、民主党内の議論の行方を見極めながら、慎重に候補者提示のタイミングを探っている。

  続く...

 
 

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