COLUMN-〔インサイト〕改革復活の胎動、混とんは朗報か=Mスタンレー フェルドマン氏
内外投資家の間では、「セル・ジャパン」が相変わらず優勢だが、投資家が待っている改革路線に戻る胎動はある。それは2つの「統治」次第である。
<日本売りの理由は十分ある>
投資家の失望感の半分は企業統治、半分は国家統治の欠如に由来する。上場会社の経営者が買収防衛策を(自らの)保身のために悪用しているという印象が内外共通の認識である。本来は裁判で争うはずがないのに、裁判所を使うことは経営者の自信喪失を浮き彫りにした。投資家の目から見れば、法制度は予見性も経済論理も不透明なので、わざわざ日本で投資することは危険すぎる。
北畑(隆生・経産省事務次官)発言も内外投資家の日本観を悪くした。次官が不適切な表現を使っただけではなく、資本主義原則さえ理解していない印象を与えた。加えて、事務次官が進行中の個別案件に言及したことは公務員の中立義務を犯し、投資家の反感をあおった。
<国家の統治も故障> 続く...












