ソニー決算こうみる:コア銘柄の主流に、全体にはソニー効果も=エース証券 子幡氏

2008年 05月 14日 19:08 JST
 

 <エース証券・専務リサーチ本部長 子幡健二氏>

 ソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)の09年3月期連結決算見通しは、アナリストの事前予想を上回る数字で市場で素直に評価される可能性が高い。これまで松下電器産業(6752.T: 株価, ニュース, レポート)の好決算が注目されていたものの、ソニーはゲームの黒字化といったサプライズ要因もあるだけに、松下よりも決算内容に市場の関心が集まるだろう。

 市場では、物色面における指標的な存在としてトヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)が位置づけられていた。トヨタの決算が極めて保守的ながら減益となったことで、当面、ソニーがコア銘柄の主力になることも考えられる。

 内容については、ドル/円の想定レートを100円としたことで、105円台まで円安に振れたことにより、見通しに「のりしろ」の部分が生じてきた。ドル/円が1円動くと利益は60億円変動するだけに、現時点で300億円の上乗せが期待でき、市場はこの点を株価に織り込むことになろう。

 14日の米国株式市場次第となるが、相場全体に「ソニー効果」を与える可能性もある。

 (東京 14日 ロイター)

 
 

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