8月15日時点の米ナスダックとNYSEの信用売り残が減少、SEC空売り規制が影響も
[ニューヨーク 27日 ロイター] 米店頭株式市場(ナスダック)を運営するナスダック・ストック・マーケットとニューヨーク証券取引所(NYSE)が発表した8月15日時点の信用売り残は、7月末時点より減少した。景気減速、および金融株を圧迫していた危機は間もなく終えんすると投資家がみている可能性がある。
8月15日時点の信用売り残は、ナスダックで5.7%減少し、NYSEで2.8%減少した。
両取引所の信用売り残は、7月後半に減少に転じた。それ以前は、NYSEの信用売り残は3月以降減少しておらず、ナスダックの信用売り残は4月以降は横ばい、もしくは増加していた。
米証券取引委員会(SEC)が7月、空売り規制の対象とした金融株の一部は、売り持ちが大きく減少した。
具体的には、メリルリンチMER.N株の売り持ちは23%、リーマン・ブラザーズLEH.N株は14%、バンク・オブ・アメリカ(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)株は10%近く減少した。
SECは7月、株価操作を取り締まるため主要19金融銘柄の空売りを行う投資家に対し、取引実行前の株式借り入れを義務付ける緊急措置を導入した。この措置は8月12日に終了した。
8月15日時点のNYSEの信用売り残は約178億株で、未決済ポジション残高に占める割合は4.66%。7月31日時点の信用売り残は183億株だった。
8月15日時点のナスダックの信用売り残は約101億5000万株で、7月31日時点の107億6000万株から減少。8月15日時点で、売り持ちが反対売買で決済されるまでの平均日数(空売り比率)は4.54日となり、7月31日時点の4.42日から増加した。 続く...












