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UPDATE1: 金利据え置き、米金融情勢踏まえて円滑な資金決済と市場安定に努める=日銀
2008年9月17日 / 04:19 / 9年前

UPDATE1: 金利据え置き、米金融情勢踏まえて円滑な資金決済と市場安定に努める=日銀

 [東京 17日 ロイター] 日銀は9月16日、17日の金融政策決定会合で、金融市場調節方針について、無担保コールレート翌日物を0.5%前後で推移するよう促すとの判断を維持することを全員一致で決定した。声明文では、最近の米国金融機関をめぐる情勢とその影響を踏まえ、「引き続き円滑な資金決済と金融市場の安定確保に努めていく方針である」との文言も付け加えた。

 背景となる景気認識について、景気は原材料価格高や輸出の増勢鈍化などを背景に「停滞している」とし、前月の判断を踏襲した。先行きは「当面停滞を続ける可能性が高いものの、国際商品市況が落ちつき、海外経済も減速局面を脱するにつれて、次第に緩やかな成長経路に復していくと予想される」との見方を維持した。

 リスク要因として「国際金融市場が不安定さを増している」として、前月より警戒感を強めた。また世界経済には下振れリスクがあり、国内民間需要も交易条件の悪化を反映した所得形成の弱まりから下振れるリスクがあると指摘。

 物価については資源価格が低下に転じている状況にあるものの、前月から認識を変えなかった。「世界的にインフレ圧力が高い状況が続いている」として、国内でも上振れリスクに注意が必要だとした。

 ただし、「景気の下振れリスクが薄れる場合には、緩和的な金融環境の長期化が経済・物価の振幅をもたらすリスクが高まる」という低金利継続期待への警戒感の文言も従来通り踏襲した。

 その上で、金融政策運営について、経済・物価の見通しとその蓋然(がいぜん)性、上下両方向のリスク要因を丹念に点検しながら、それらに応じて機動的に行っていく方針だとした。

(ロイター日本語ニュース 中川泉記者;編集 宮崎 大)

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