再送:〔アングル〕1兆円増資の三菱UFJに株価ストップ安の洗礼、市場は先行き懸念
*以下の記事は27日午後7時57分に送信しました。
[東京 27日 ロイター] 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T: 株価, ニュース, レポート)が27日、1兆円増資を正式に発表した。前日に明らかになった増資計画に反応した27日の株式市場では、同社の株価が583円のストップ安まで売られた後、売り気配で推移。大引けは比例配分で457万3300万株を売り残す結果となった。市場関係者からは「三菱の計画に対して株式市場が突きつけた反応はノーだ」との声も出たが、市場の反応をよい意味で裏切れるかどうかが課題になる。
前日の1兆円増資報道を受けて始まった27日の株式市場で、三菱UFJの株価は午前9時過ぎにはあっさり600円を割り込み、朝方の段階でストップ安に急落。市場からは「エクイティストーリーを描けない増資で、希薄化を嫌気した」(外資系証券)との指摘が出た。他のメガバンクも増資に走るのではないかとの観測も出て、みずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)と三井住友フィナンシャルグループ(8316.T: 株価, ニュース, レポート)もそろってストップ安まで売られた。
今回の増資では、普通株が上限6000億円、これとは別に優先株が3900億円発行される。普通株発行のタイミングや実際の発行額などは今後詰める。関係者によると、三菱UFJは9月、野村証券とモルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)、三菱UFJ証券の3社に対して、5000―6000億円規模の普通株による公募増資を打診。その後の急激な株価下落で早急な増資が必要と判断した模様だ。普通株による公募増資の規模やタイミングについて、現在、引き受け主幹事に内定した3社と年内の実施を目指して調整している。













