Reuters logo
再送:米大統領選こうみる:株価は大底入れた可能性も=日興コ 河田氏
2008年11月5日 / 04:53 / 9年前

再送:米大統領選こうみる:株価は大底入れた可能性も=日興コ 河田氏

*見出しを一部修正して再送します。

 <日興コーディアル証券シニアストラテジスト 河田剛氏>

 CNNなど各メディアが相次いでオバマ新大統領の誕生を伝えているが、株式市場はほぼこれを織り込んでおり、追加的な株価の押し上げ効果は限られよう。ただ、材料出尽くしで下がることもなさそうだ。次は、財務長官人事や今後の政策運営が焦点。ひととおり出揃うまでは様子見になるだろう。その後は、再び政策と市場の綱引きが始まるとみているが、日経平均も含め、日米株価はこれまでの安値を下回らず、底打ちした可能性がある。

 財務長官については、ニューヨーク連銀のガイトナー総裁などが有力視されているようだ。今の米経済政策は実質的にポールソン財務長官、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長、ガイトナー総裁の3人で回しており、ガイトナー総裁が財務長官に横すべりするなら安心感がある。

 また、ブッシュ大統領からオバマ新大統領への引き継ぎ作業は急ピッチで行われる見通しで、財務長官人事も早そうだ。15日の金融サミットにはオバマ大統領のほか新財務長官も出席するとみている。新たな政策への期待が株価を下支えそうだ。

 今の米経済は従来以上に政府関与が必要で、その意味では民主党政権のほうがなじみやすい。期待されるのは財政出動で、中間層を中心とする減税や公共投資による雇用創出、住宅市場へのテコ入れなどが考えられる。通商面でもオバマ氏はヒラリー・クリントン氏ほど保護主義的ではなく、中国寄りでもない。共和党ほど日本重視にはならないだろうが、対日圧力が急激に強まることはないだろう。

 ただ、今後は12月締めのファンドの解約売りなどによる需給圧力が予想されるほか、政策が出揃えば市場が吟味する局面に入ることになる。一本調子での株価上昇にはなりにくいだろう。

                (東京 5日 ロイター)

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below