UPDATE2: 三井住友FG<8316.T>の08年9月当期利益は前年比半減、海外は好調だが与信関係費用が急増

2008年 11月 14日 20:45 JST
 

 [東京 14日 ロイター] 三井住友フィナンシャルグループ(8316.T: 株価, ニュース, レポート)は14日、2008年4―9月の当期利益が前年同期比51.2%減の832億円になったと発表した。海外貸出が好調だったが、中堅・中小企業向け貸出で与信関係費用が急増した。

 銀行単体の4―9月期の与信関係費用は、前年同期の1142億円から約2倍の2241億円に拡大した。通期でも3700億円の損失見通しとなり、当初予想1800億円から2倍に、前年同期1478億円から2.5倍に膨らむとみている。会見した北山禎介社長は「建設や不動産を中心に業況悪化が進んでいる。リーマン・ブラザーズなど海外金融機関でも想定外の破たんが出た」と説明した。下期は貸出先の不振企業に対して業況改善の指導をして、上期よりも少ない1500億円程度に抑制させたい考えだ。

 単体ベースの業務粗利益は2.3%増の7350億円となった。海外向け貸出収益が好調で、国内の資金利益の減少や投資性商品の販売手数料の減少を補った。ただ、国内外の拠点の拡充などで経費が増加し、業務純益は前年同期比3.1%減少の3784億円となった。

 4―9月期の株式関係損益は、減損処理による損失220億円を計上した結果、171億円の損失となった。当期利益の通期予想に対する進ちょく率は46.2%となった。前年同期実績の通期実績に対する進ちょく率は36.9%だった。

 4―9月期は海外向け貸出を急増させ、9月末の海外貸出残高は3月末と比べると27.3%増の10兆0747億円。下期の見通しについて北山社長は「海外の非日系企業の資金需要が多い。しかし、信用リスクもあり残高は下期にかけて横ばい」と説明した。一方、国内の資金需要は特に大企業が社債市場の混乱で銀行借り入れへ戻りつつあるとし、4―9月期微減となった国内の資金利益は通期では反転する見通しとなった。  続く...

 
 

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