UPDATE2: ECBが予想通り金利を据え置き、今後の利下げに含み

2008年 10月 3日 03:00 JST
 

 [フランクフルト 2日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)は2日の理事会で、主要政策金利である定例買いオペの最低応札金利を4.25%に据え置いた。

 ただ、トリシェ総裁は、金融市場の混乱や経済成長の鈍化によりインフレリスクが緩和したとして、今後の利下げの可能性を示した。早ければ11月にもECBは利下げするとの見方を市場は織り込みつつある。

 今回の金利据え置きは3カ月連続で市場の予想通り。ECBは上限金利(限界貸出金利)と下限金利(中銀預金金利)も、それぞれ5.25%、3.25%に据え置いた。

ロイターが先週81人のアナリストに実施した調査では、インフレ率が目標を上回っていることから、全員が金利据え置きを予想していた。

 

 総裁は理事会後の会見で経済見通しについて、金融市場の混乱により不透明感が異例に高まっているとの認識を示した。また、景気減速の明らかな証拠があることから物価の上振れリスクは幾分低下したとする一方、リスクはなくなってはいないと述べた。

 総裁は、この日の理事会では利下げが検討されたが、据え置きは全会一致で決定したことを明らかにした。

 「2つの選択肢を検討した。金利据え置きと利下げだ」とし「金利を現行のまま据え置くのが適当との結論に達した」と語った。  続く...

 
 

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