08年は株主優待実施率が過去最高に、優待内容は約4割が飲食料品=大和IR
[東京 20日 ロイター] 大和インベスター・リレーションズが調査した2008年企業の株主優待状況によると、全株式公開企業3864社のうち28.2%にあたる1089社が株主優待を実施。株主優待実施率は前年の27.1%からさらに1.1ポイント上昇し、この調査を開始した1992年以来、最高となった。優待内容で最も多いのは飲食料品などの提供で、全体の約4割を占めた。
同調査は、個人投資家の株主優待制度への関心の高まりと株主優待を実施する社数の増加を受けて、大和IRが毎年、実施している。
株主優待実施企業を業種別にみると、上位3業種は「小売業」284社、「金属製品、機械、電気機器、輸送用機器、精密機器、その他製品」の129社、「水産・農林業、食料品」の118社となったほか、新たに優待を新設する企業(08年9月末時点)数は1年間で65社あった。優待内容に関しては、保有株式数や期間により格差を設けたり、優待内容を選択できるようにした企業も増加傾向にあり、08年に優待内容を変更した企業は130社を超えたという。
10年前の1998年調査では株主優待企業は503社で、全上場企業に占める割合は15.5%だった。
個人投資家の間では、企業の株式保有目的の1つに、株主優待制度を上げる人も少なくない。このため投資家にとって株主優待だけが魅力だった銘柄では、優待内容を見直したり、取り止めを発表後に株価が下落するといったことも起きている。
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