HIS<9603.T>の09年4月中間決算は営業61.5%増益、通期見通し据え置き

2009年 06月 12日 16:06 JST
 

 [東京 12日 ロイター] エイチ・アイ・エス(9603.T: 株価, ニュース, レポート)の2009年4月中間決算(第2・四半期累計、08年11月─09年4月)は、連結営業利益が41億1700万円(前年同期比61.5%増)となった。円高などを背景に今年に入ってから取り扱い人数が増加し、粗利益率が向上している。

 通期ついては、新型インフルエンザの影響が懸念されるものの、7月から多くの航空会社で燃油サーチャージがゼロになるほか、9月に大型連休を控えるなど追い風となる要因もあり、連結営業利益87億5000万円の従来見通しを据え置いた。売上高は3690億円(前年比0.2%増)と前年並みだが、これは燃油サーチャージの大幅減が影響するためとしている。

 第1・四半期(11月─1月)までは伸び悩んでいた取り扱い人数が、第2・四半期(2月─4月)は平均で前年同期比20%増を記録。円高や4月から大幅に引き下げられた燃油サーチャージなどが需要を喚起した格好になったという。それによって原価率が改善し、上半期の粗利益率は前年実績の14.5%から16.7%に向上した。

 他方、下半期については、新型インフルエンザの影響や夏の賞与減少といった環境面に不安材料がある。実際、新型インフルエンザに関しては、キャンセルが多発し、売上高で30億円以上のマイナス要因になった。

 ただ、会社側では「7月から燃油サーチャージがゼロになるうえ、前年に比べて円高が進んでいることが需要増につながっている。9月の大型連休も好材料で、その時期は座席が足りなくなる可能性もありそうだ」(平林朗社長)としており、不安材料をカバーしそうな状況となっている。

 インフルエンザの影響を受けた5月にしても、取り扱い人数は前年同期を上回り、「6月に入ってからは復調し、予約数は前年以上で推移。7月─9月も好調が予想される」(平林社長)という。  続く...

 
 

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