CIT破たんの際の損失、リバーソースなどが最大となる可能性

2009年 07月 17日 08:46 JST
 

 [ニューヨーク 16日 ロイター] 米金融サービスのCITグループCIT.Nが連邦破産法の適用を申請した場合、リバーソース・インベストメンツやフィデリティなどの株主が最大の損失を負う可能性がある。

 CITは今週、支援策をめぐる米政府との協議が決裂。連邦破産法11条適用申請の可能性をめぐる懸念が高まり、同社債の一部は16日、額面1ドル当たり0.52ドルに下落した。株価も1.24ドル下げて0.41ドルとなった。

 ただ、CITが破たんした場合の損失は、大株主でもそれほど大きくはならないとみられている。

 モーニングスターのリサーチ・ディレクター、ラッセル・キネル氏は「大半のファンドはすでに持ち株の大半を売却しているだろう」と述べた。

 格付け会社フィッチ・レーティングスやアナリストは、CITが破産法適用申請を余儀なくされる可能性が高いとみており、そうなった場合、同社債の価値は額面1ドル当たり0.24ドル程度となり、株主価値は失われる。

 米証券取引委員会(SEC)への報告書によると、アメリプライズ・フィナンシャル(AMP.N: 株価, 企業情報, レポート)の資産運用部門であるリバーソースは、6月末時点でCIT株11.4%に当たる4430万株を保有している。

 フィデリティ傘下のFMRは2月末時点で約10%に相当する3740万株を保有、3月末には7.6%に当たる2950万株まで持ち株を減らしていた。

 ロイター・ナレッジによると、3番目の大株主はブランデス・インベストメント・パートナーズで、SECへの報告書による2月末時点の保有株式は2850万株だった。トムソン・ロイター傘下の投信情報サービス会社リッパーによると、ブランデスは3月末までにほぼすべてのCIT株を売却した。  続く...

 
 

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